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【社会】

海保、尖閣領海の警備を増強 12隻で専従体制、応援不要

 海上保安庁が、沖縄県・尖閣諸島周辺の領海警備を専門とする1500トン級の最新型巡視船10隻の新造とヘリ搭載型2隻の配置転換を全て完了、乗組員も確保し、第11管区海上保安本部(那覇)に「尖閣専従体制」が整ったと明らかにした。4月中に本格稼働、中国公船の領海侵入が繰り返される尖閣周辺の警備が強化されることになる。

 2012年9月の尖閣国有化後、11管は全国から巡視船などの応援を受けてきたが、専従化で原則不要となる。応援を出してきた他管区の負担が減り、各地元での海難事故などに、より対処しやすくなる見通し。

(共同)

 沖縄県・尖閣諸島周辺の領海警備のために就航した海上保安庁の巡視船「あぐに」

 沖縄県・尖閣諸島周辺の領海警備のために就航した海上保安庁の巡視船「あぐに」
 

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