ニンジャスレイヤー物理書籍シリーズの最新刊、「ケオスの協奏曲」が2016年3月31日に発売されました!
本日は翻訳アジトに届いたとれたて新鮮ピチピチな「ケオスの狂騒曲」を使って、その書籍レビューを行っていこうと思います。また、ニンジャスレイヤー物理書籍で毎巻採用されている「英語版パルプ書籍フェイクカバー仕様」の知られざるメリットについてもご紹介!
ニンジャスレイヤー ケオスの狂騒曲 (不滅のニンジャソウル # 4)
- 作者: ブラッドレー・ボンド,フィリップ・N・モーゼズ,わらいなく,本兌有,杉ライカ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日: 2016/03/31
- メディア: 単行本
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エッ!?剥いたらマグロ
わらいなく=サンのアートワークが配置された表紙カバーを堪能したら、さっそくカバーを剥いてみましょう(サイズ比較用に「TAKE THIS! ナンシー=サン」を配置しました)。
カバーを剥くと、このように英語のパルプ書籍をイメージしたフェイクカバーが現れます。この記事では買いに行く時間を節約するため、アジトに届いたとれたての『ケオスの狂騒曲』を剥いてみました! しかしこれにどんなメリットがあるのか? 理論的に解説していきましょう。
人前でニンジャを読むことに抵抗があった貴方に朗報!
公共の場でニンジャを読んでるとバレたらどうしよう……そんな悩み、ありますよね!
「ニンジャ物理書籍を電車の中とかオシャレカフェとか授業中とか会社のデスクで読みたい……」「けど、カバーイラストでいっぱつでニンジャだとばれて、社会不安を引き起こしてしまったらどうしよう……」「ムラハチにされたらどうしよう……」とお困りのあなたも、これで安心です! カバーを剥いて英語版フェイクカバーにすれば、誰もニンジャだと気付きません!
英語フェイクカバーさえあれば、上司のプレゼン中に読んでいてもニンジャだとバレません!
なぜでしょう? 剥いた状態のニンジャスレイヤー物理書籍は、どこからどう見ても、紀伊国屋とかの輸入書籍コーナーに売っている輸入モノのパルプ小説の表紙としか思えないからです。それは完璧に偽装されています。見ての通りどこにも日本語が書いていないため、多くの日本人はこのようなものを見ると「アッ洋書だ」と思って分析の試みを諦めるため、「NINJA」と堂々と書いてあってもそれに気づくことがないのです。そう、まるでニンジャのように。
英語小説を読んでいることで周囲からの評価も上がり、SUCCESS!
ポジティブな副次効果もあります。公共の場所でニンジャを読んでいてもバレないばかりか、「あの人、英語の本(しかも小説)を読んでいるからなんか年収が高そう……!」「知的な感じあるよね……!」「彼は授業中にも英語の本を読んでいるのか、感心感心!」「サンナス・サンダーボルト? もしかして魚類にくわしいのかな。今度彼を昇格させてあげよう……!」などという副次効果も期待できます!
「ワッ凄い!それは『ケオスの狂騒曲』だけなの?」いいえ違います。ニンジャスレイヤー物理書籍は全て、剥くとこのような英語パルプ書籍フェイクカバーになっています。あなたもさっそく買ってSUCCESSしてください。
マグロの中身
気になるマグロの中身については、こちらの発売直前レポート記事をチェックしてください。さらに、わらいなく=サンのニンジャ造形力の引き出しに驚かされる毎巻恒例の巻末ニンジャ名鑑も「ハーヴェスター」「マジェスティ」「キュア」「ブラックロータス」「ソルスティス」「ヴァニティ」「ジャスティス」「インターセプター」などのアマクダリ中枢系および幹部十二人を皮切りに、「クアース」「ドモボーイ」「ディミヌエンド」などの新ザイバツ系、ニンジャ修道服の特異なデザインに唸らされる「タルタロス」「ワッチタワー」「ブレイドマスター」「スモーク」「セノバイト」「スタラグマイト」のニンジャ修道会系など、実にバラエティ豊か。総勢26名ものニンジャが、詳細なイラストレーションつきで収録されています!
今回のカバー表4収録のニンジャはこの四人
アマクダリ幹部12人のひとり「アガメムノン」(左)
フユコに似た謎の女性「コヨイ・シノノメ」(右)
新生ザイバツ・ヤングチームの「ディミヌエンド」(左)
凶悪なるザイバツ・エージェント「ブラックメイル」(右)
これらのキャラが作中でどのような活躍をするのかは、ぜひマグロの中身を読んで皆さん自身で確かめてください。第3部の全体の構成とアマクダリ・セクトの全貌が、徐々に明らかになっていきます!
マグロ発売記念のTwitterイベント
・物理書籍同時読書メント1回目「イントゥ・ザ・シャッタード・アース」+「アマクダリ組織図」:2016年4月9日(土)夜9時から
・物理書籍同時読書メント「ギルティ・オブ・ビーイング・ニンジャ(前半)」(大幅加筆修正):2016年4月16日(土)夜9時から
・物理書籍同時読書メント「ギルティ・オブ・ビーイング・ニンジャ(後半)」:2016年4月17日(日)夜9時から
同時読書メントは、皆で物理書籍を読みながらTwitter実況しよう!というサイバー読書会的な恒例イベントです。日程が変更された場合、Twitterのニンジャスレイヤー公式アカウントでおしらせがあります。その他、実況の詳しい参加方法なども、Twitterのニンジャスレイヤー公式アカウントを参照してください。当日アナウンスがあります。
また、オビについている応募券の使い方はこちら。「デッドムーン」「ヤモト・コキ」「XXXXXX」などのキャラが豪華共演を果たす「シルバー・シュライン・ライク・ア・バレット」、また「XXXXXXX」に初めて声がつく「スピン・ザ・ブラック・ヘイズ」という2本の原作者書き下ろしドラマCDがが応募者全員に当たるフェアを見逃すな!
未来へ
現在翻訳チームは2016年5月末発売予定の物理書籍最新刊「ダークサイド・オブ・ザ・ムーン(仮)」に向けて、早くも翻訳の追い込み作業に入っています。収録予定作品は「ダークサイド・オブ・ザ・ムーン」(大幅加筆修正)「ファスト・アズ・ライトニング、コールド・アズ・ウインター」「レッド・ハッグ・ザ・バッド・ラック」「ミッドナイト・ブルー・オトノサマ後編(仮)」そしてユカノとナンシーとユンコが登場する重要なインターミッション短編「アマング・ザ・エイトミリオン・スターズ(仮)」が新規翻訳短編として収録予定。毎回恒例の「ウキヨエ・コン」への投稿締め切りは2016年4月11日となっています。
また今週2016年4月8日には、無印コミカライズ最新刊「ニンジャスレイヤー(7)メナス・オブ・ダークニンジャ」が発売! 「スリー・ダーティー・ニンジャボンド」の後編に加えて、ニンジャスレイヤー、ユカノ、ゲンドーソー、ダークニンジャが登場する「メナス・オブ・ダークニンジャ」が収録されています。今回もみなぎるカラテが爆発寸前の勢い。お楽しみに!
(Tantou)