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橋下市長「あいりんセンターは規模縮小」 地区内で移転する方針示す
大阪市の橋下徹市長は18日、西成区のあいりん地区で日雇い労働者が集まり、老朽化が進む施設「あいりん総合センター」について、規模を縮小し同地区内で移転する方針を示した。同日開かれた区民らとの会議で明らかにした。
センターは昭和45年に建設され、国や大阪府の就労斡(あっ)旋(せん)施設のほか、大阪社会医療センター、市営住宅が入る13階建ての複合施設。
市長は記者団に「労働者をサポートはするが、高度成長時代に造られた施設の規模は今の時代と違う」と縮小の理由を説明した。
市側が今後、移転先などに関する案を作り、区民らと話し合って決定する。