2016年4月5日09時31分
厚生労働省が5日発表した2月の毎月勤労統計調査(速報)によると、物価の伸びに賃金が追いついているかを示す実質賃金指数が前年同月比0・4%増となり、4カ月ぶりにプラスに転じた。
パートを含む労働者がもらう1人当たり平均の現金給与総額は、同0・9%増の26万2558円だった。
一方、厚労省が同日発表した昨年11月~今年1月のボーナスの平均は、前年より0・3%減の37万367円だった。減少は2年ぶりだが、同省の担当者は「調査対象の事業所を入れ替えた影響が出た可能性がある」と話している。
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