昨晩書いたnoteがやけに好評だったので、ブログにも載せておきます。
もともとの記事はこっち。
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以下、そのまま転載です。
大切にされるってなんだろう。
大切にされるってなんだろう。
大切にしてもらえないのは、つらい。お互いを大切にしあえない、尊重しあえないカップルは別れてしかるべきだとも思う。
だけど、自分がその立場に立ったとき。好きな人に大切にしてもらえないと知ったとき。私はどうするだろうか。
どんなカップルでも倦怠期があって、側にいてほしくないとかうざったいなぁとか思ってしまう時期がある。過去につき合った人はひとりだけど、それくらいの経験はある。
「誰でもいいから付き合いたい」という相手に大変失礼な感情から、その人とはつき合いはじめた。だからと言ってはなんだが、私は案外冷めていた。デートをドタキャンとかはさすがにしなかったけど、倦怠期には彼氏に対する態度はぞんざいになった。
物理的にも距離を置くようになったし、一緒に帰ってるときも他の男子の話ばかりをしてみたり、メールが来てもしばらく無視してみたりと今から考えても本当にひどいことしかしていなかった。
恋に恋していた私はいつしかいなくなり、代わりにふたりの関係を冷めた目で見ている私がそこにはいた。結局、最後まで私はその人のことを大切にはできなかった。それと同時に自分のことも大切にできなかった。
大切にされることは大切にすることかもしれない。
子どもが甘いこと言ってるようにしか聞こえないかもしれないけど。
いくら大切にしたって、大切にされないことだってあるんだろう。そういうときは「私があの人から離れてあげることが、あの人を大切にすることだ」と思うしかない。
でも、納得できないな、多分。私はなんで?どうして?と詰め寄って、相手に嫌われてしまうタイプだから。
案外そっちのほうが楽なのかも。どちらも傷つくけど、心は楽だ。しばらくしたら前に進めそうな気がする。いっそ、嫌いになってもらったほうが。いっそ、嫌いになってしまったほうが。
だけど、嫌われてフられたら、それはそれで立ち直れないかもしれない。
私は。
私は、私を粗末に扱う人は切り捨てていく。言い方は悪いけど。
そうでもしないと自分がもたない。保てない。そんなに強い人ではないから。そんなに優しい人でもないから。
私に優しくしてくれない人に優しくできるほど、できた人間じゃない。嫌いにはならないけど、極力関わらないようにする。
だけど、私を好きになってくれない人でも好きになってしまう。そういうことがある。てか、そういうことばかりだ。
恋愛はそう簡単にはいかない。
なんでだろう。友情と愛情は似ているようで似てない。延長線上にあるはずなのに。友情が愛情に変わったその瞬間、後戻りできなくなる人もいる。
理想的な関係とは。
私の理想は、ひとりでも楽しいけど一緒にいたらもっと楽しいよねという関係だ。
片思いの時点でそれができてないのに、つきあってそんなことができるのかよと思ったりもするのだけど、理想はこれ。
「いつでも惹かれ合うから頑張れる」って素晴らしい。
『赤髪の白雪姫』という漫画の白雪とゼン王子の関係がまさにこれだ。白雪はゼンと共にいる道を選ぶために、かねてからの目標でもあった宮廷薬剤師を志す。ゼンは苦手だった王城業務をがんばろうと一念発起。
なにそれ、理想的。
お互いの存在がふたりを強くする。こんなの、幻想かもしれない。だけど、もしこれが本当にできたなら。そのふたりって最強なんじゃないかと思う。
これが、お互いを大切にするってことなんじゃないかな。
うーん、やっぱり甘いかもしれないな。現実はそうはいかない。
何が言いたいかというと。
今後どうするかは本人たち次第だが個人的な意見を語るならば、自分を粗末にする人とは距離を置くべきだと思う。
嫌いにならなくてもいい。嫌いになればそのぶんだけエネルギーを使う。だからそっと距離を置く。
私はこの半年くらい、そうやって生きてきた。そしたら学校に行くのがだいぶん楽になった。
大事な人とはできるだけ向き合ったほうがいい。だけど、もう歩み寄ることはできないと判断したのなら。そっと離れていくことも必要なんじゃないだろうか。
自分を守るために。