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救急車に揺られて考えたこと

あれこれ

こんにちは、コピーライターで行政書士の中村です。

昨晩、救急車に乗せられました。

十数年ぶり、人生で二度目の体験です。

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といっても、前回も今回も私は「付き添い」。…大きなケガや病気がないのだけが自慢ですが、なにか?

あらまし

事務所助手(ヨメ様)がインフルエンザで倒れました。

文字通り、本当にバタッと。

意識は比較的はっきりしてましたが、熱発で全身の力が抜けていたようです。

時間も夜7時を回ろうかというところで、今からだと夜間救急外来を受け付けてくれる病院に行くしかありません。

というわけでネットで調べるものの、いまいちはっきりした情報がわからず(目の前の床にヨメ様が倒れている状態で、落ち着いて検索なんてできない)、そもそも自力で動けないヨメ様を、

①一人で抱えて
②マンションを降りて
③車に乗せて
④病院に運び込む

…というのはどう考えても難しそう。

二次災害を起こしかねません。

というわけで素直に119通報。

それから5分もかからずに救急車が到着し、救急隊員3人がかりで抱えられたヨメ様と一緒に病院へ向かうことになりました。

救急車の車内で…

乗っていた時間は、せいぜい10分程度。

目を皿のようにして観察しまくりました。

なにせ次はいつ乗れるか分からないですからね(乗る機会がないに越したことはない)。

□リアルタイムに体温や心拍数をモニターする装置
□応急手当てに使うであろう機器や消耗品
□酸素吸入用のボンベ(?)
…他にもいろいろ。

薬の有無は不明でしたが、ヘタしたらこの狭い移動空間の中に「田舎の診療所程度の設備」はひととおり揃っているのかもしれません。

これ、いいなあ。

そして妄想

「移動型しおさい行政書士オフィス」

大型ワゴン車の後ろが執務室。無線LAN環境、情報収集・編集作業用Mac、電子申請用Windows、A3サイズのカラーレーザープリンタ、各種消耗品を完備。

ついでにコーヒーメーカーも。

で、運転手or自動運転で役所などに向かいながら書類作成。必要があればクライアントさんとリアルタイムに通信。役所に到着するころには書類完成→提出。すぐに次の現場へ…

う〜ん、いいなあ。

現実には

いや…いらないでしょ。

役所って言っても、直接乗り込むのはせいぜい「鹿児島市役所」か「鹿児島県庁」くらいなもの。普通に事務所で書類作成してから(鹿児島市役所&県庁)に向かっても、さほど時間は変わりません。

それに、それ以上遠い行政機関へは郵送か電子申請で対応するのが現実的。いちいち車で向かってたら効率悪過ぎですね。

というわけで

状況はなかなか緊迫してましたが、妄想をしていたおかげで、必要以上にストレスを感じることはありませんでした(一種の逃避行動?)。

病院での検査もあっさりしたもので、当番医の方から「インフルエンザ宣告」をもらい、粉状の薬を吸引させられ、解熱剤の錠剤を渡されて、おしまい。

ヨメ様はキツくて大変だったと思いますが、私としては珍しいものも見れたし、ブログのネタも出来たし、ある意味「おいしい」出来事だったような気がします。

さて、このあとは…

インフルエンザうつされないようにしないと(汗)

それでは!