米 国務長官「広島 平和公園の訪問は重要」

米 国務長官「広島 平和公園の訪問は重要」
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岸田外務大臣は、アメリカのケリー国務長官と電話で会談し、来週、広島市で開かれるG7=主要7か国の外相会合の際に、そろって平和公園を訪れることは「喜ばしい」と謝意を表したのに対し、ケリー長官は「訪問は重要だ」と応じました。
来週、広島市で開かれるG7の外相会合では、核保有国のアメリカ、イギリス、フランスをはじめ、各国の外相がそろって広島市の平和公園を訪れ、原爆慰霊碑に献花するとともに、原爆資料館を訪問することになっています。
こうしたなか岸田外務大臣は、アメリカのケリー国務長官と、4日午前8時半すぎからおよそ15分間電話で会談しました。
この中で岸田大臣は、「広島から、G7外相による力強いメッセージを出せるよう引き続き連携したい。ケリー長官を含むG7各国の外相とともに広島の平和公園を訪問できることは喜ばしい」と述べ、謝意を表しました。これに対しケリー長官は、「自分にとって初めての広島訪問であり、楽しみにしている。平和公園の訪問は重要だ」と応じました。
また両外相は、G7外相会合の成功に向けて日米両国で引き続き連携していくことを改めて確認するとともに、気候変動問題など、地球規模の課題に両国で協力して対応していくことで一致しました。