ケイコ・フジモリ氏「軍投入して治安を改善」
ペルーの大統領選挙を前に候補者を集めたテレビ討論会が開かれ、支持率トップのケイコ・フジモリ氏は軍も投入して治安を改善するなどと述べ、強いリーダーシップをアピールしました。
ペルーの大統領選挙まで残り1週間となった3日、選挙管理当局の主催でテレビ討論会が開かれ、10人の候補者全員が首都リマに集まりました。
このうち、これまでの世論調査で支持率のトップを走るケイコ・フジモリ氏は、犯罪の発生件数が高止まりしている問題を取り上げ、「軍に警察を支援させ、治安を改善する」と述べ、強いリーダーシップをアピールしました。
また、支持率で2位につけているペドロ・クチンスキー元首相は、「中小企業に手厚い支援を行い、経済発展につなげる」と述べ、かつて経済・財政相を務め、経済政策に詳しいという、みずからの強みを強調しました。
このほか討論会では、ケイコ・フジモリ氏の父親のフジモリ元大統領が在任中に憲法を停止するなど強権的な手法に傾いたことが取り上げられる場面もありました。これに対し、ケイコ・フジモリ氏は、父親の用いた手法は繰り返さないとした書面に署名するパフォーマンスで切り抜け、さらなる支持を訴えていました。ペルーの大統領選挙は今月10日に行われます。
このうち、これまでの世論調査で支持率のトップを走るケイコ・フジモリ氏は、犯罪の発生件数が高止まりしている問題を取り上げ、「軍に警察を支援させ、治安を改善する」と述べ、強いリーダーシップをアピールしました。
また、支持率で2位につけているペドロ・クチンスキー元首相は、「中小企業に手厚い支援を行い、経済発展につなげる」と述べ、かつて経済・財政相を務め、経済政策に詳しいという、みずからの強みを強調しました。
このほか討論会では、ケイコ・フジモリ氏の父親のフジモリ元大統領が在任中に憲法を停止するなど強権的な手法に傾いたことが取り上げられる場面もありました。これに対し、ケイコ・フジモリ氏は、父親の用いた手法は繰り返さないとした書面に署名するパフォーマンスで切り抜け、さらなる支持を訴えていました。ペルーの大統領選挙は今月10日に行われます。