LGBT、トイレでストレス
半数超「感じる」と調査に
2016/4/4 21:24
性同一性障害や同性愛など性的少数者(LGBT)の52・7%が、職場や学校のトイレを利用する際、困難やストレスを感じていることが分かった。住宅設備メーカーのLIXIL(リクシル)などが4日、発表した。昨年11~12月、国内の10代以上を対象にウェブでアンケートを実施し、約600人の回答を得た。
困難やストレスを感じる人は「常に」が18・3%、「時々」が34・4%だった。特に性同一性障害など、心と身体の性が異なるトランスジェンダーの場合、64・9%が「日常的に自分のジェンダーを変える必要がある」ことなどから困難やストレスを感じるとした。