ショッピングや映画、ビジネスなどのシーンで訪れることが多い有楽町・日比谷のエリア。平日はもちろん、休日になれば一層多くの人々で賑わう街でもあります。しかしそんな街だけに、ショッピングの合間などに本当にリラックスできる癒やしカフェを見つけるのは、案外大変だったりもします。そこで今回は実際に食べ飲み歩いて見つけた、おすすめのカフェを厳選してご紹介。この記事をチェックして、ぜひあなたの新しい居場所を見つけてみてくださいね。
- 1. まさに都心の穴場!「ザ ペニンシュラ ブティック&カフェ」
- 2. ルミネ内のWi-Fiに入れる!「ディーン&デルーカ マーケットストア有楽町店」
- 3. 愛煙家には貴重、奥に喫煙席アリ。「バリッシモ有楽町イトシア」
- 4. 買い物を忘れてしまうほど寛げる「Afternoon Tea TEAROOM ルミネ有楽町店」
- 5. 国際フォーラムのコンサート鑑賞の前後にどうぞ「ミラキュルーズカフェ」
- 6. ムジラーに独占させるのはもったいない「カフェ&ミールMUJI有楽町」
- 7. 人には教えたくないくらいの素敵な隠れ家店「THE MONOCLE CAFÉ」
- 8. 有楽町のMUJIカフェとの違いを楽しもう。「カフェ&ミールMUJI日比谷」
- 9. テントが印象的なデンマークスタイルのホットドッグ屋さん「4R DANISH CAFE」
- 10. スタンド式のカフェが便利!「仲通りカフェ」
1. まさに都心の穴場!「ザ ペニンシュラ ブティック&カフェ」
「ザ・ペニンシュラ」と言えば、外国人のエグゼクティブが多い印象ですが、こちらの地下1Fにある「ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ」は、意外と気軽に入れる大人の憩いの場という雰囲気。入り口のショーケースにはケーキやパン、焼き菓子などが並び、その奥がカフェスペースとなっています。
こちらで味わえる平日限定の「ワンプレート・ランチ」(1,200円・外税)は、ホテル内とは思えないほどにリーズナブルなお値段で、落ち着いた空間の中で絶品のパスタランチが楽しめます。プレートにのっているのは和風ドレッシングのサラダと野菜の甘みが優しいミートソースのパスタ、そしてパンとデザート。パンは柔らかいバゲット&ホテル・クオリティの上質ロールパン。ちなみにこの日のデザートはマンゴーソースのパンナコッタでした。外の喧騒とは無縁の寛ぎ空間が広がり、まさに都心の穴場と言えるようなカフェでした。
店名:ザ ペニンシュラ ブティック&カフェ
住所:東京都千代田区有楽町1-8-1ザ・ペニンシュラ東京B1F
TEL:03-6270-2717
営業時間:11:00~18:30(カフェ)
URL:http://r.gnavi.co.jp/f98z9zjd0000/
2. ルミネ内のWi-Fiに入れる!「ディーン&デルーカ マーケットストア有楽町店」
「DEAN&DELUCA」はイートイン・スペースがゆったりしていることでも有名です。こちらはルミネの1Fにあるので、買い物途中に立ち寄るにはぴったりの場所となっています。店内では広めのデリやベーカリーのコーナーから好きなものを選び、カウンターでドリンクを注文してから、一段上のイートイン・スペースへ。ゆったりとしたテーブルとシンプルなインテリアで、まさにニューヨークのような空間。ルミネ内のWi-Fiも無料で使えるので、パソコンでのお仕事もはかどりそうです。
こちらではデリの中でも人気という「キッシュ・ロレーヌ」(561円・内税)を注文してみました。パイ生地を使ったキッシュの高さは約4cmもあります。中にはポパイが喜びそうなほどのボリュームのほうれん草とギトギトしていないベーコンが。ちなみにパイ生地にはバターが香り、サクサクと美味しくいただいてしまい、写真を撮り忘れました。
店名:ディーン&デルーカ マーケットストア有楽町店
住所:東京都千代田区有楽町2-5-1ルミネ有楽町ルミネ2 1F
TEL:03-6212-0070
営業時間:月~金は10:00~21:30/土・日・祝は10:00~21:00
3. 愛煙家には貴重、奥に喫煙席アリ。「バリッシモ有楽町イトシア」
有楽町イトシアの1Fで一際目立つガラス張りのカフェが「バリッシモ」。イタリアンカフェというとエスプレッソのイメージが強いですが、こちらは「イタリアン・バール」のようなお店で、朝ごはんからランチ、そしてお茶やちょっと一杯引っかけたいといった時にも使い勝手の良いお店です。こちらではスタンダードのパニーノ「バリッシモ」(516円・内税)と、「カフェラテ」(464円・内税)を注文してみました。
パンにシンプルなハムとチーズを挟んだパニーノ。パンは甘さが際立つ白パンで、表面だけに焼き色をつけています。チーズの方はよく溶けるモッツァレラでしょうか。適度な塩気と、とろけるような食感がたまりません。カフェラテについては深めのイタリアンロースト。適度な苦味とすっきりした後味でミルクがよく合います。また、ランチタイムにはパニーノ・サラダ・小さな前菜・ドリンクのセットで1,000円以下なのだそう。店内の奥にはゆったりしたソファーの喫煙席も。こちらはいろいろなシーンで活躍してくれるお店です。
店名:バリッシモ有楽町イトシア
住所:東京都千代田区有楽町2-7-1有楽町イトシアイトシアプラザ1F
TEL:03-3211-3325
営業時間:9:00~23:00
URL:http://r.gnavi.co.jp/rwrfre440000/
4. 買い物を忘れてしまうほど寛げる「Afternoon Tea TEAROOM ルミネ有楽町店」
有楽町ルミネのB1Fにある、ゆったりとしたティールームが「アフタヌーンティー ティールーム」。こちらはまるで誰かのリビングルームに招かれたような、穏やかな空間となっています。こちらではスコーン2つと飲み物がセット(クリームとブルーベリージャム付き)となった「クリームティーセット」(1,370円・内税)を注文。ドリンクは紅茶・コーヒーのメニューの中から選ぶことができます。また、スコーンの1つを抹茶味に変更することができるとのことだったので、アールグレイ・ティーと一緒に楽しんでみました。
スコーンの外側はサクッとしているものの、中身についてはしっとりしていてパサつきません。そしてクリームとジャムもたくさん付いてくるのが嬉しいポイント。このジャムが甘さ控えめだったので、とても美味しくいただけました。アールグレイに関しては雑味の少ないすっきりとした味わい。思わず買い物を忘れて寛いでしまう、とても居心地の良いお店でした。
店名:アフタヌーンティー・ティールーム ルミネ有楽町店
住所:東京都千代田区有楽町2-5-1ルミネ有楽町店ルミネ1 B1F
TEL:03-6268-0711
営業時間:11:00~21:00
5. 国際フォーラムのコンサート鑑賞の前後にどうぞ「ミラキュルーズカフェ」
有楽町にある東京国際フォーラムAホールの横には、パリの雰囲気を思わせるような一角があります。ここはレストラン「ラ・メール・プラール」と併設するカフェ「ミラキュルーズ」。レストランの方はランチタイムもコース料理がメインとなっていますが、今回はフレンチスタイルのデザートを狙ってカフェを訪問してみました。デザートに関しては迷いに迷って「クレームブリュレ」(800円・外税)とカプチーノ(+200円・外税)を注文。他にもフォンダン・ショコラ、塩バターキャラメルのクレープ、デザートの盛り合わせといったメニューもありました。
ストウブのシックなココットに入ったブリュレは、カラメルの香ばしい香りに心が躍ります。カラメルの下のカスタードは、濃厚な卵のインパクトが強く力があります。コーヒーの方は日本人向けに選んであるようで、あまり苦くない優しい飲み口。洗練された雰囲気と味わいは、クラシック・コンサートの帰り道などにもちょうど良いようなイメージかもしれません。
店名:ミラキュルーズカフェ
住所:東京都千代田区丸の内3-5-1東京国際フォーラム
TEL:03-5252-7171
営業時間:11:00〜21:00
URL:http://r.gnavi.co.jp/7ec21yjz0000/
6. ムジラーに独占させるのはもったいない「カフェ&ミールMUJI有楽町」
有楽町にある無印良品の2Fには、天井が高くてとても気持ちの良いカフェがあります。こちらは100席以上の席が埋まってしまうことも多いようでお店の人気ぶりが伺えます。店内はベーカリーコーナーとデリコーナーに分かれ、ドリンクのみはもちろん、ちょっとした軽食からしっかりした食事までが可能です。こちらでは今回、「小倉あんぱん」(190円・内税)と、「カフェラテ」(450円・内税)を購入してみました。
苦味の少ない優しい味わいのコーヒーと、ぎっしりあんが詰まったあんぱん。コーヒーの泡が荒いのは、きっと機械で淹れているためだからと思うので、これは仕方がないでしょう。ちなみに同じフロアには子供用品の売り場もあり、カフェの中にも子連れのお客さんが3割ほどおられました。訪れたのは14時という時間でしたが、まだまだランチのお客様が多かったです。こちらのお店は気兼ねなく子供連れで行けるありがたいカフェという印象でした。尚、比較的人の出入りは多いので、落ち着いて読書したい時などは奥の席がお薦めだと思います。
店名:カフェ&ミールMUJI有楽町
住所:東京都千代田区丸の内3-8-3インフォス有楽町2F
TEL:03-5208-8241
営業時間:10:00~21:00
URL:http://r.gnavi.co.jp/7gnebyb00000/
7. 人には教えたくないくらいの素敵な隠れ家店「THE MONOCLE CAFÉ」
阪急メンズ館のB1F、ルミネとの連絡通路に面する場所にオシャレなカフェがあります。ロンドン発のグローバル情報誌「MONOCLE」がプロデュースする「モノクルカフェ」は、白木を多く使った「癒しスタイリッシュ」な内装が印象的で、とても落ち着いた雰囲気となっています。窓側のカウンター席には電源も用意されていて、モバイルやパソコンなどを開きたい時にも助かります。
今回はこちらのお店のお薦めとなっていた「モノクルカレー」(880円・内税)をいただいてみました。上質なハッシュドビーフを連想させるこのカレーは、マッシュルームと赤ワインの風味が食欲をそそります。上に乗った人参のサラダには、程よい酸味のフレンチ・ドレッシングがかけられています。尚、ドリンクの追加は280円、そして人気となっているメキシカンサラダのハーフサイズは500円で追加も可能でした。ホットコーヒーに関しては深めのローストで端正な苦味が楽しめる味。こちらはランチでもお茶でも仕事でも幅広く使える、あまり人には教えたくないくらいの素敵な隠れ家店といった感じでした。
店名:モノクル カフェ
住所:東京都千代田区有楽町2-5-1
TEL:03-6252-5285
営業時間:阪急メンズ東京の営業時間に準ずる
URL:http://r.gnavi.co.jp/2vj5rjvc0000/
8. 有楽町のMUJIカフェとの違いを楽しもう。「カフェ&ミールMUJI日比谷」
有楽町駅のすぐ近くにも「Cafe&Meal MUJI」はありますが、実は日比谷に行けば帝国ホテルを望むガラス張りの「Cafe&Meal MUJI日比谷」もあります。こちらは無印良品との併設ではなく、レム日比谷というシティホテルの2Fに位置しています。大きなシャンデリアと落ち着いた大人の雰囲気の内装は、ホテルのダイニングというイメージが強く感じられます。こちらには有楽町店のようなベーカリースペースはなく、ショーケースの中にデリが美味しそうに並べられています。今回はこちらで「デリ3種類(冷2種類、温1種類)とご飯がつくセット」をいただいてみました。食後のコーヒーをつけて1,150円(内税)というお値段です。
こちらの冷製デリはどれも野菜をふんだんに使った料理ばかり。その中から選んだのは、ゴマ風味のさっぱりした「蒸し野菜のひじきソース和え」と懐かしい美味しさの「長ネギと長芋の酢味噌和え」、そして温菜の方は驚きの柔らかさだった「鶏むね肉の唐揚げ スイートチリソース」でした。どれも塩分控えめの優しい味わいで幅広い年齢層に受け入れられそうなスタイルです。ヘルシーなランチをゆっくりと味わいたい気分の時にはこちらのお店もお薦めです。
店名:カフェ&ミールMUJI日比谷
住所:東京都千代田区有楽町1丁目2番1号東宝シアタークリエビル レム日比谷2F
TEL:03-5501-1510
営業時間:6:30~22:00(朝食は7:00~)
URL:http://r.gnavi.co.jp/br3s9ugb0000/
9. テントが印象的なデンマークスタイルのホットドッグ屋さん「4R DANISH CAFE」
東京国際フォーラムの裏手に回れば、黄色いテントが印象的な小さなカフェがあります。こちらはデンマークスタイルのホットドック専門店となっていて、ホットドッグは全部で4種類。もちろんコーヒーだけの注文でもOKですし、ワインやビールを飲む事もできます。また、喫煙が可能なテラス席も8テーブルほどありました。こちらではスタンダードな「ホットドッグ」(280円・内税)を注文しましたが、150円をプラスすればドリンクを追加することもできますよ。
ホットドッグは軽めのパンが香ばしく、長いソーセージはプチっと心地よい歯ごたえ。このソーセージは肉汁の甘みが美味しく、粗挽きではありますが、胡椒やスパイスが控えめなので万人に好まれるように思います。ホットドッグの上には細かく刻んだピクルスとマスタード、ケチャップ。いずれもあまり酸味が強くなくて全体的に優しい味わいでした。尚、コーヒーは深めのローストされたエスプレッソ・アメリカーノがたっぷり。こちらも飲み応えがあって美味しいですよ。
店名:フォーデニッシュカフェ
住所:東京都千代田区丸の内3-5-1
TEL:03-6212-5826
営業時間:月~金は8:00~22:00/土・日・祝は9:00~18:00
URL:http://r.gnavi.co.jp/rgk9h5sc0000/
10. スタンド式のカフェが便利!「仲通りカフェ」
ザ・ペニンシュラの丸の内仲通り側には、まるでヨーロッパの街の雰囲気を思わせるテラスチェアーとテーブルが並び、その横に可愛いらしい販売車が停まっています。この販売車にはペニンシュラのロゴが入っていて、どことなくハイソな雰囲気が漂っています。こちらではコーヒーからアルコールまで、25種類ほどのドリンクが販売されていました。この日は天気も良い日だったため、イタリアン・ソーダの「ワイルドベリー」(500円・内税)をいただいてみました。
イタリアン・ソーダとはフルーツのシロップを炭酸水で割ったドリンクだそうで、シロップはフランスのMONIN社のものを使用しているとのこと。炭酸水はペリエのような強い炭酸ではなくきめの細かい優しい炭酸でした。街歩きに疲れた時や、カフェに入るほどでもないちょっとした空き時間に、こういったスタンド式のカフェがあると助かりますよね。ここなら夕暮れ時にシャンパンを飲むなんていう贅沢も似合いそうです。
店名:仲通りカフェ
住所:東京都千代田区有楽町1-8-1ザ・ペニンシュラ東京1F
TEL:03-6270-2717
営業時間:11:00~19:00(季節や天候で変更の場合あり)
銀座の隣のこのエリア、ショッピングの合間などに本当にリラックスできる癒やしカフェを見つけるのにも便利です。銀座から一時避難するのにもぜひご参考にしてくださいね。
(取材・編集:ソーシャルグッドマーケティング)