英検準1級程度以上の教員 公立中は約3割

英検準1級程度以上の教員 公立中は約3割
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文部科学省は英語の教員に必要な語学力を「英検準1級程度以上」としていますが、その水準に達している公立中学校の教員はおよそ3割、公立高校の教員は6割足らずにとどまっていることが分かりました。
文部科学省は、英検準1級程度以上の語学力のある教員の割合を来年度までに、公立の中学校で50%、高校で75%にすることを目標にしていて、去年12月時点の状況を調べました。
その結果、中学校は30.2%、高校は57.3%にとどまり、いずれも前の年から僅かに増えたものの依然として目標を大きく下回っています。
都道府県別に見ますと、中学、高校ともに福井県が最も高く、中学校の場合、英語担当教員の51.7%が水準に達しているのに対し、最も低い岩手県では14.6%と自治体によって開きがあります。
また、生徒の語学力については、中学校卒業までに「英検3級程度以上」、高校卒業までに「英検準2級程度以上」を目標にしていますが、その水準に達しているとみられるのは、中学生で36.6%、高校生で34.3%でした。
都道府県別に見ますと、中学生は千葉県が最も高く52.1%、高知県が最も低く25.8%、高校生は群馬県が最も高く49.4%、沖縄県が最も低く21.8%でした。
文部科学省は「生徒の英語力を高めるには教員自身の英語力が大切だ。先進的な自治体の取り組みを共有するなど底上げを図りたい」と話しています。

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