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【首都スポ】

桐蔭横浜大、初の1部開幕戦白星 4度目の正直!

2016年4月4日 紙面から

◇関東大学サッカーリーグ 桐蔭横浜大1−0国士舘大

前半36分、先制点を挙げたMF佐藤(左から2人目)に抱きつく今関主将(同3人目)ら桐蔭横浜大イレブン=神奈川県立保土ケ谷公園サッカー場で(関陽一郎撮影)

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 桐蔭横浜大、初の1部開幕戦白星−。第90回関東大学サッカーリーグ戦(東京中日スポーツ後援)は3日、神奈川県立保土ケ谷公園サッカー場などで開幕節最終日の1部4試合、2部6試合を行い、昨季1部9位の桐蔭横浜大は同5位の国士舘大に1−0で競り勝ち、2013年の1部初昇格後、初めて開幕戦で白星を挙げた。MF佐藤碧(あおい、4年・関東第一)が前半36分に決勝点を挙げた。1部復帰組の日体大と筑波大はそれぞれ順大、法大に完封負けした。

 桐蔭横浜大が“4度目の正直”で、1部開幕戦初白星だ。決勝点は前半36分。味方のシュートのこぼれ球をMF佐藤が右足で蹴り込んだ。リーグ戦初得点が決勝点となり「一昨年も国士舘との開幕戦に出たんですが、プレーがダメダメで…。点が取れてよかったです」と白い歯をこぼした。

 昨季は国士舘大に2戦2敗。計12失点(3得点)を喫し、中でもFW松本孝平(4年・藤沢清流)には5点を奪われた。この日、186センチの松本を無得点に抑えたのが、八戸雄太(3年・青森山田)と、故障中の尾関快斗(4年・実践学園)に代わって開幕スタメンに名を連ねた真鍋旭輝(ひかる、1年・大津)のセンターバックコンビだ。

 174センチの八戸が「どちらかがチャレンジして、最悪勝てなくても、カバーして対応できれば怖くなかったので、徹底的にやろうと思いました」と胸を張れば、180センチの新人も「チャレンジして負けても(八戸が)カバーしてくれたので、勇気を持っていけました。自信になります」とうなずいた。

 チーム目標は、リーグ戦上位が出場できる全日本大学選手権(インカレ)の初出場。FW今関耕平主将(4年・千葉U−18)は「一喜一憂しないことが大事です。まだ1試合が終わっただけ。守備から試合に入り、裏に抜ける、速い選手を生かしていきたいです」と、次戦・専大戦を見据えた。(関陽一郎)

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