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【プロ野球】

オコエ、初先発も3タコ 「オープン戦とシーズンは違う」

2016年4月4日 紙面から

◇西武3−2楽天

楽天−西武 3回無死一、二塁のチャンスで二飛に倒れるオコエ=コボスタ宮城で(佐々木彰尚撮影)

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 西武が連敗を3で止めた。2点を先行された直後の4回にメヒア、坂田の連続適時打で追い付き、9回に鬼崎の適時打で勝ち越した。8回を抑えた高橋朋が今季初勝利。増田が今季初セーブ。楽天は福山がつかまり3連勝でストップ。

      ◇

 「2番・中堅」でプロ初先発した楽天・オコエは同点の8回、無死一塁から代打を送られた。打席に立ったのはバントのスペシャリスト・福田。きっちりと決めたが、後続はなし。9回に勝ち越され、チームの連勝は3でストップした。

 「オコエはバントが得意じゃない。苦手なことやらして失敗したんじゃ、チームに申し訳ないから」と梨田監督。オコエは「1軍でやるためには、いろいろできないとダメ。バントという課題もできた」と唇をかんだ。

 第1打席は初球を三飛、第2打席は3回無死一、二塁の好機に二飛、第3打席は初球を三ゴロ。梨田監督は「当てにいっているようなスイング。ファウルも空振りもできるのに。もっと(思い切り)スイングしても良かったのでは」と厳しい評価。

 オコエは「やっぱ、簡単には打たせてもらえない。ほんの少しタイミングがずれた。オープン戦とシーズンでは違う。それが分かったのは収穫」と前を向いた。今後も1軍だが、2軍が同地域で試合をする際は掛け持ち。輝ける未来のために野球漬けの生活が始まる。 (竹下陽二)

 

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