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【プロ野球】

原樹理、プロ初白星スルリ 1球に泣いた…7回痛恨被弾

2016年4月4日 紙面から

◇中日3−2ヤクルト

7回表2死一塁、桂(後方左)に逆転2ランを打たれ、膝を落とす原樹(岩本旭人撮影)

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 中日は4回、ビシエドの適時打で先制。1−2の7回に桂の1号2ランで逆転した。ネイラーは丁寧な投球で、7回途中まで2失点でしのぎ今季初勝利。福谷が3セーブ目。ヤクルトの新人原樹は7イニング3失点でプロ初黒星。

      ◇

 ヤクルトのドラフト1位・原樹理(東洋大)が1球に泣いた。1点リードで迎えた7回2死一塁、桂に逆転2ランを浴び、2度目の先発で手にしかけていたプロ初勝利がするりと逃げた。「全体的には悪くなかったが、最後のあの1球で試合を台無しにしてしまった。連勝しているチームに水を差してしまって申し訳ない」と、自分の白星より、3連勝中のチームへの影響を悔いていた。

 試合前、「行ってきます」とさっそうと球場入りしてから5分もたたず、「(ウインドブレーカーの下に)ユニホーム着てなかった!」と、走ってクラブハウスに引き返してきた。試合ではやり直しのきかないポカも出たが、堂々としたマウンドさばきでゲーム自体はつくった。真中監督は「こういう投球を続けてくれれば、必ず白星は付いてくる」と期待していた。 (竹村和佳子)

 

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