渡哲也、手術後初TVで語る「優作によく説教された」
2016年4月4日6時0分 スポーツ報知
俳優・渡哲也(74)が、4日に放送されるBS11の特番「大都会シリーズ一挙放送!直前特集」(後8時)にインタビュー出演することになった。昨年6月に急性心筋梗塞を患い、同月に緊急手術した渡にとっては、昨年11月に宝酒造「松竹梅」のCM撮影で仕事復帰を果たして以来約4か月ぶりの仕事となる。
今回のインタビューは、76~78年に日テレ系で放送された渡主演の刑事ドラマ「大都会」シリーズがBS11では5日から全話放送されることを記念して行われた。インタビューで渡は、「PART2」で自身の部下役で共演し、89年に死去した俳優・松田優作さん(享年40)についてのエピソードを披露。「あいつはアドリブをドンドン仕掛けてきて。アドリブで返したいんですけど、ついていけないんですよ」と苦笑いで振り返った。
さらに「何かとウマが合ったんです。家で座禅を教えてくれたこともありました」と、ニコニコした表情で公私に仲が良かったことを告白。「よく私の家に来て、お酒飲みながらお説教されていたんです。『なぜもっと映画をやらないんだ』とか、『いつまで石原プロにいるんだ、映画やるなら早く辞めた方がいいですよ』とかね」と、8歳年下の名優にまさかの退社勧告を受けたことを明かしていた。
撮影されたのは先月25日で、都内の事務所で40分にわたって行われた。関係者によると、渡は手術後半年ほどは車いす生活だったが、今は自力で歩行できる状態にまで回復。撮影当日もビル2階にある事務所の階段も自力で上がり、「俺、今おなかが出ちゃっているんだよなあ」などと冗談を飛ばしていたという。映画・ドラマなどへの本格復帰は、リハビリの様子を見て決める。