新社会人がいつまでもフレッシュでいるために伝えておきたいこと
ぼくはちょいちょい東京に行く。で、先日も行ってきたわけだけどそこでたくさんの新卒っぽいスーツの人たちをみかけた。中には「電車わからんわー」と嘆いてる人もいて「ああ、そういう時期か...」と感じた。
同時に、3年前はぼくも同じようにサラリーマンとして生きて、激戦の競争を乗り越えて幹部クラスに出世したわけだけど、ふと明日の希望に満ちた、フレッシュマンたちが3ヶ月後にどうなってるかが心配になったわけだ。
新社会人的な人がうようよいるけどこのうちの何人の目が腐ってくんだろうなあ。新しい世界のワクワクは、3ヶ月もすればそれが普通になる。パキパキのスーツも、なれない仕事も、新しい家も全部が当たり前になる。その時に目が輝いてる人はどれくらいいるだろう?
— ヒキコモリズム井上 (@luckyman0302) 2016年4月1日
これから彼らはたくさんの経験をしていくわけだけれど、それも全ては時がたてば新鮮味はなくなり、絶望する可能性もある。中には本気で死ぬ人もいたりする。でもそんな悲しいことにならないように伝えておきたいことが3つある。
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サラリーマンで1年で出世したぼくが新社会人に伝えたい大事な3つのこと
まがりなりにもぼくは中途入社でサラリーマンとしてはそれなりの地位までいった。もちろん家族のために戦っていたわけだけど、ぼくはそれでたくさんの失敗をした。そしていろいろ乗り越えて事業主として3年生きてる。
だからこそ新社会人に伝えておきたいことがある。ぜひ読んでほしい。ぼくがどう失敗したかは、ぜひヒキコモリズムのプロフィールを見てほしい。
まがりなりにもサラリーマンとしても1年でさくっと幹部になり、独立して3年生きた身として、新卒サラリーマンが意識したらいいと思うことは3つ。①これから起こるいい事悪い事全てただのイベントだと思え ②いつでも逃げていいという事を忘れるな ③会社に埋没せず、上も下も動かせ
— ヒキコモリズム井上 (@luckyman0302) 2016年4月1日
1. 新社会人はこれから起こる全てのことをただのイベントと捉えよう
これからあなたは望もうが、望んでなかろうがいろんな経験をするはずだ。いいことも、悪いことも。理不尽なまでの出来事もあるはず。たまに心が折れそうになることもあれば、自慢したくなるような出来事もあるはずだ。
でもそれらは全て大きな意味はない。とくに悪いことがあっても、特段大きな意味はない。
そのそれぞれのイベントはすべて、最終的にあなたの糧になるものだ。ただ、いつか糧になると思って気楽に過ごせばいい。大きな失敗も成功も、数年たてばただの過去のもの。人生に大きな影響はない。けど自分の土台を作る糧にはなる。
「ああ、そういうこともあるよね」と気楽に受け流せばいい。ゲームのみたいにね。
初めての給料も、辛い仕事も全部が人生の糧になるただのイベント。悩まない事。そして会社人としても生きることだけが道ではない。他に道があるから、死にたくなったら逃げればいい。会社に殺されるな。社会に生きろ。そして、会社で生きるなら会社という社会で上を動かせ。上を動かす奴が出世します。
— ヒキコモリズム井上 (@luckyman0302) 2016年4月1日
2. 会社がすべてではない。いつでも逃げていい
あなたは新社会人であって「新会社人」ではない。
社会とは「会社だけでなく、もっと広い意味」がある。会社=社会ではないのだ。会社が人生においてすべてだと考えたらあなたは会社人となる。社会人はそれ含んでもっと広い世界を生きていく人のことをいう。
つまり、会社がしんどすぎて、マジで辛くなったら逃げればいい。死にたくなったらすぐに逃げよう。あなたの生きる世界は会社だけではない。会社の外にも居場所はあるわけで。だから会社に居場所を感じなくなったなら、すぐに外に目をむけよう。
世界は以外と広くって、以外と生きやすいことに気がつくはず。
もちろん、多くの会社人があなたを否定するはずだ。
でも、その会社人も「会社という小さすぎる社会のなかの登場人物」だ。外にはもっといろんな意見がある。生き方がある。決して会社人の言葉を鵜呑みにしないことだ。常に思考は外の世界に向かせておこう。
その思考の広さがあなたを会社という小さな世界に埋没させないための、殺されないための救いとなるはずだ。
3. 新社会人だからこそ上司を動かせ
新社会人は、実は上司を動かすポジションだ。というか上司を動かす人=仕事の出来る人なのだ。
例えばあなたが管理職ならば、部下を動かすのはあたりまえだし、部下は当たり前のように動く。それが普通。でも、自分より上の立場の人を動かすことってなかなかできない。部下は上司にペコペコする必要はない。下の立場だからこそ上司に「ここはこうしたらいいと思います!」と声高に言おう。
それができない新社会人が8割だ。つまりこれができればあなたは2割の貴重な存在になる。上司がうざがる?そんな上司はいつか失脚する。見てるところは見てるから、どこかで必ず評価される。
さくっと上司も動かして、使ってしまえ。そして手柄は全部渡してみよう。自分のいきたいポジションにいる上司を動かしながら、立場も動かしてしまおう。そうすると「働かされてる感」はほぼ0になる。まるで社内起業をしたかのような気分になる。
ぼくは上司が邪魔だから上司を使い倒した
ぼくはサラリーマンだったころ直属の上司に「なんでこうしないの?おかしくないですか?」と意見しまくった。他の誰も言わないからだ。仕事というのはイエスマンになることではない。「どうしたら結果でるのか?」を突き詰めて、そのために使えるリソースは使い切ることだ。結果が全てだ。上司を動かすべきなら動かそう。
そしてぼくは金欲しさに出世したかった。上司が邪魔だった。だから出世させた。そしたらそのポジションに自分がつくだけ。そのために日頃から上司だろうとなんだろうと発言をして、目立っておく。
目立っておけば「このポジション誰にする?」となったときにあなたの名前は間違いなくでる。なぜなら目立ってるからだ。その他大勢ではないからだ。
新社会人は下っ端ではなく「会社に新たな風を巻き起こす」という重要な役割を担ってる。凝り固まったおっさんたちに、若者ならではのアイデアをぶつけていく役割だ。
それを果たさず、もらった仕事だけをするならバイトでいいのだ。
新社会人が会社に殺されないために伝えておきたいとても大事な3つのこと
まとめよう。新社会人のあなたは以下の3つを意識してほしい。社会人としていきていくために、会社人にならないために。ぜひ、意識してみてほしい。
- これから起きること全て、人生というゲームに起こるイベントだ
- 社会とは会社だけではない。死にたくなったらすぐに逃げろ
- 新社会人だからこそ上を使え。上司を動かせ。
以上だ。
この記事を読んだあなたが会社人ではなく、社会人として活躍することを祈っている。
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