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本紙追及 パソナ子会社への「強制出向」急遽取り消しの怪

「パソナ側は、今回の問題が国会やメディアで大きく取り上げられたことを懸念し、機構への出向を取り下げざるを得なかったようだ」(厚労省関係者)

 何とかクビがつながったとはいえ、社員らの境遇は不条理そのものだ。

 再び複数の関係者によると、「異動」後の社員らの業務は、やはり“再就職先探し”なのだという。何としてでも解雇したいという製薬会社側の強い意志の表れだ。

 製薬会社に事実関係を問い合わせると、広報担当者は「適法に早期退職を行っていると認識している。お答えすることはできない」。パソナグループも、「個別企業のご利用に関しては回答申し上げることができません」(広報室)とダンマリだった。

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