【前代未聞】人工知能(AI)によるロボレース、レーシングカーがついに公開!
出典:roborace.com
F1レースなどを主催する国際自動車連盟(FIA)が、新たに人工知能(AI)が運転する次世代レース「Roborace(ロボレース)」のプロジェクトを進めています。
Roboraceはその名の通り「ロボットがドライバーとして戦うレース」で、人間のドライバーに代わって人工知能がマシンを操縦します。
各レースには10チームが2台のマシンを持ち込んで参加する予定で、ハードウェアであるEVマシン自体は統一規格のワンメークレースとなり、ドライバーにあたる人工知能部分であるソフトウェアを各チームが独自に開発するスタイルです。
レース自体は約1時間で争われるとのことなのでフォーミュラE同様、比較的短期決戦になる見込みですが、最高速度は300km/hと想定されています。
出典:roborace.com
開催時期や参加チームはまだ発表されていませんが、それに先駆けて出場するレーシングカーが公開されました。
近未来的でかっこいい独特のラインは、今まででは考えられなかったほどの低いフォルムですが、これはコックピットが不要だからこそ可能になったデザインになっています。
デザインを手がけたのは、SFアクション映画の「トロン:レガシー」に登場する乗り物のコンセプトデザインを担当したダニエル・サイモン氏。
「オブリビオン」や「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」のデザインナーとしても知られています。
実車のプロジェクトに携わった経験もあるサイモン氏の先進的なメカニックデザインスキルが生かされ、今回のレーシングカーが生まれました。
前代未聞のロボレースは果たしてどのような展開を見せるのでしょうか。
参加企業のラインナップ発表も非常に楽しみです。