昔ほど嫁と姑の問題は少なくなっているのでしょうが、やはり嫁姑問題は発生しています。どうせなら、彼からだけではなく、彼のご両親や家族とも仲良くやってきたいですよね。
ですが、その問題の原因が夫になる彼にあることもあるようなんです。
今回は心理カウンセラーの玉川華世さんに、嫁姑問題を起こしやすい夫にみられる特徴を教えてもらいました。結婚前に、きちんとチェックしてみてくださいね。
■感じたこと、体験した出来事を、ぜんぶ話したがる
「その日の出来事をぜんぶ話したがる男性は、思考と言葉がほぼ同時に出てきます。それは“この言葉を口にしたら、聞いている人はどう思うか”という意識が薄いということになります。
そんな彼に、たとえばお嫁さんやお姑さんが、お互いがいない場でお互いの知らない家庭のルールなどに触れた時“ちょっとびっくりしちゃったわ”と、苦笑しながら夫に、ぽろっと話したりします。
“この言葉を口にしたら、聞いている人はどう思うか”という意識が薄い男性は、こういう状況でお互いから聞いたことを、深く考えずに相手にぽろっと伝えたりします。
お嫁さんもお姑さんも“本人に伝えたら傷つくかな?”と、お互いの距離感を探っているからこそ、直接相手に言わず、あいだにいる夫止まりにしているのに、こういうタイプの夫が間にいると、お互いの気づかいが台無しになってしまいます」
■「わざわざ言葉にしなくてもわかりあえる!」と信じている
「家族として長く過ごすと、お互いのことをだいたい把握できてくるので、詳しく伝える、しっかり話すことが少なくなりがちです。
しかし、たとえ家族であっても、その家族歴はまだまだ浅くお互いに知らないことだらけです。
男性にとって結婚は、今までの常識や家庭ルールに大きな変更がないので気づきにくいのですが、お嫁さんにとっては異文化の中に放り込まれるぐらいにインパクトがあります。
そんなお嫁さんやお姑さんの心情に気づかず、“もう家族なんだから、わざわざ言葉で伝えなくてもわかるよね”と二人の間にいる夫が言葉による説明やコミュニケーションを怠るタイプだと、お嫁さんとお姑さん両方の不安や緊張がうまく解消されません」
■新しい意見や考えを出すのが苦手
「結婚すると、家庭の中には“今までのお姑さんルール”と“今までのお嫁さんルール”が存在します。
どちらが正しい、というものではなく、そこで暮らす人たちですり合わせていくのが一番いいのですが、落ち着くまでは家庭内のルールがバタバタし、意見の対立も起こります。
二人の間にいる夫が新しいルールを決定する役割が苦手だったり、“母さんのルールにしようよ。あ、いや、やっぱり嫁さんルールで!”と意見をコロコロ変えるタイプだと、それに振り回されるお嫁さんとお姑さんはたまりません。
この状況が続くと、“夫・息子は、役に立たない!”と、嫁姑トラブルに繋がりやすくなります」
いかがでしょうか?
あなたが結婚しようとしている彼は今回紹介したような特徴を持ってはいませんか?
もしそうだったとしても結婚を諦めろというわけではありません。ただ、しっかりとあなた自身が問題解決をする覚悟は持った方がいいかもしれませんね。
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【取材協力】
※ 玉川華世・・・家族や友達との関係で、多くの傷つき体験を持ちながら、その傷つきに気がつかず大人になり「なぜこんなにも私の人生はうまくいかないのか」と疑問を持ったところから、心理学と出会い、現在は心理カウンセラーとして活動中。以前は恋愛専門だったが、職場の人間関係をうまくまわすコツ、企業の心をつかむ転職活動のやり方、子供の心を豊かにする接し方など、最近は、幅広いテーマを扱っている。『男と女の成長心理学』
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