「もうあかん やめます!」などの垂れ幕を掲げ、20年以上も“閉店セール”を続けていた大阪市北区の名物靴店「靴のオットー」。2月20日に本当に閉店してから1カ月以上がたち、テナント契約も終了したが、何やらいまだに活動を続けているらしいとの情報が飛び込んできた。本当にやめたのか? それとも、まだやめていないのか? 真相を探るため、オットーの閉店後を追いかけた。(芦田彩)
“本当”の閉店セール期間中、店主の竹部浅夫さん(74)に代わって店を切り盛りしていた近所の司法書士、小山秀司さん(64)を直撃した。
「閉店後は店内の原状回復をして、もう鍵を返しました。店舗のテナント契約もすでに終了しています」
確かに店舗の様子を確認してみると、シャッターは下りたまま。「大阪一安いと うわさの靴店」などと書かれたド派手な黄色のテントはまだ残っているが、これもいつまで見られるかは不明という。
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