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(3月16日)
【芸能・社会】渡哲也、松田優作から説教された ドラマ「大都会」の逸話明かす2016年4月4日 紙面から
俳優渡哲也(74)が、4日午後8時からBS11で放送される「大都会シリーズ一挙放送!直前特集」で独占インタビューに応じている。渡は昨年、急性心筋梗塞を発症し今も自宅療養中だが、尊敬する石原裕次郎さんと共演した思い出深いドラマのためにひと肌脱いだ。裕次郎さんはもとより、年下の松田優作さんから説教されたエピソードなどを激白している。 「大都会」シリーズは1970年代に日本テレビ系で放送された人気の刑事ドラマ。渡は主人公の刑事・黒岩、裕次郎さんは記者や医師役で、松田さんも刑事役で出演、毎回高視聴率で人気を博した。BS11では5日から「大都会」シリーズ全132話(火・水曜午後7時)を放送。「直前特集」はシリーズ放送開始前日にオンエアされ、渡のインタビューのほか「裕次郎秘蔵映像」で盛り上げる。 渡にとって今回のインタビューは、昨年11月に宝酒造「松竹梅」のCM撮影を行って以来の仕事。当初は体調を考慮し、渡の自宅でインタビューを行う予定だったが、本人の希望で東京都内の石原プロモーション事務所で行われた。事務所関係者によると、依然リハビリを続けているものの、CM撮影時に比べ、顔色、体調ともにかなり良くなっているという。インタビューは先月25日に40分ほど行われ、放送では約20分に編集される。 渡は「大都会」の共演で松田さんとプライベートでも交流を持つようになった。撮影がないときなどに松田さんが渡の自宅を訪ね、一緒に酒を飲んでいたという。当時、映画の出演オファーがあったものの「大都会」のため断っていた渡に対し、松田さんは「なぜ映画をやらない。いつまで石原プロにいるんだ。早く辞めて映画に出た方がいい」と説教。年齢は渡の方が8つ上だったが、渡は「だれも言ってくれないようなことをあいつは言ってくれた」と感謝。そのほか、松田さんに座禅を教わったことや、映画にこだわりを持っていた裕次郎さんがテレビドラマの「大都会」制作に乗り気でなかったことなど明かしている。 渡が「大都会」についてテレビで語るのは初めてで、裕次郎さんや松田さんなど出演者の多くが他界している中、伝説のドラマの貴重な証言となりそうだ。 PR情報
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