またミサイル発射 日本海向け
【ソウル米村耕一】北朝鮮は1日午後、北朝鮮東部・咸鏡南道(ハムギョンナムド)宣徳(ソンドク)一帯から日本海に向けて短距離地対空ミサイルを発射した。飛距離は100キロ前後だという。聯合ニュースが伝えた。
北朝鮮は2014年3月にオランダで行われた日米韓首脳会談の際にも中距離弾道ミサイル「ノドン」を発射しており、今回もワシントンでの日米韓や中韓首脳会談で対北朝鮮制裁が議題になったことなどへの反発を示した可能性がある。
北朝鮮は3月上旬から制裁強化や米韓合同軍事演習への対抗措置として、ミサイルなどの発射を繰り返している。3月29日には北朝鮮東部の元山(ウォンサン)一帯から内陸部の中朝国境の方向に新型ロケット砲とみられる飛翔体(飛距離約200キロ)1発を発射した。