日本年金機構から通知
『ご成人おめでとうございます!』
家に帰ってくると日本年金機構からこんな通知が来ていた。20歳になると年金のお知らせが届くと聞いたがとうとう通知が来た。これから毎月年金を支払っていき受け取るのは40年後ということになる。学生は免除なので支払うのはもう少し先になるが..。
で、今回はというと『年金』関係は初めてのことなので備忘録としても記事としてまとめておきます。自分のように今年20歳で通知がきた方の参考になれれば幸いです。
では、書類の項目1つ1つを確認していきます。
目次
国民年金に加入するには?
同封されている「国民年金被保険者資格取得書」に必要事項を記入して、自身の誕生日の前日から14日以内にお住まいの市役所か町村役場の国民年金担当窓口に提出。郵送もOK。
- 厚生年金保険に加入している方
- 厚生年金保険に加入している配偶者に扶養されている方
この2つに該当する方は提出しなくていいようです。
口座振替で1年分もまとめて前納すると4090円、2年分だと15690円割引されます
加入後の流れ
加入後は「年金手帳」が届きます。
年金手帳とは・・年金の加入制度が変わったときや年金の請求手続きなど、一生涯使用するので大切に保管しなければならないもの
※既に基礎年金番号をお持ちの方には年金手帳は届かないそうです
その後「国民年金保険料納付書」が届く
保険料の支払いは
- コンビニ
- 口座振替
- クレジット納付
- 電子納付
ができるようです。個人の好きなものを選ぶとよいでしょう。
※1ヶ月あたりの保険料は16,260円です。
保険料は、自身の誕生日の前日が含まれる月分から納めます。納付書は保険料の納付猶予等を申請した方にも届くことがあるようです。後日納付猶予の決定書が届くそうなので納付書は捨てないようにしましょう。
付加年金制度
保険料16,260円に加えて月額400円の付加保険料を納めると、老齢基礎年金とと合わせて付加年金も受け取ることができます。
付加年金額は納付月数×200円で計算されます
- 40年間で納める付加年金額は192,000円(480月×400円)
- 1年間で受け取る付加年金額は96,000円(480×200円)
つまり、年金を受け取れる65歳から2年で元が取れるので67歳以上68歳からは毎年96,000円をデメリットなしで受け取れる。毎月受け取る年金額が8000円増加する。
付加保険料を納めるには申し込みが必要。毎月の年金額が400円アップするのでよく考えて申請しましょう。40年後まで見通して計画を練りましょう。
納付が猶予される制度
若年者納付猶予制度
30歳未満で本人と配偶者の前年所得一定額以下の場合、申請することにより保険料の防腐が猶予される制度。
学生納付特例制度
学生で本人の前年所得が一定額以下の場合、申請することにより保険料の納付が猶予されます。なお、申請する際は、学生証など学生であることの証明が必要です。
上記の制度には申請期間があるので申請する方は早めに申請することをおすすめします。申請書は役所または、町村役場、日本年金機構のホームページからお取り寄せできるので気になる方はHPで確認しましょう。
特に学生の方は自分もですが、保険料を未納のまま放置すると年金を受け取ることができなくなるので学生納付特例はきちんと申請しておきましょう。
年金の気になる点
いくら貰えるのか
賃金や物価の変動に合わせて年金額は改定されます。年金に加入してから年金を受け取るまでに物価が変動したとしても年金の価値は保証されるようです
平成28年度(今年)の年額は780,1000円
障害や遺族に対する保証もある
年金の加入中に怪我や障害で働けなくなった場合『障害基礎年金』が、また、本人が亡くなった場合子供や配偶者に「遺族基礎年金」が支払われる。
※受け取るには保険料の未納がないなど一定の納付要件を満たさなければならない
税金が安くなる
納めた保険料は社会保険料控除として全額控除される。
親が代わりに収めた場合は収めた方が控除対象となる。
- 年末調整、確定申告をする場合には、国民年金保険料の「領収書」もしくは日本年金機構から届く「社会保険料控除証明書」が必要となるため大切に保管しましょう
- 「社会保険料控除証明書」は毎月11月上旬に届くようです
まとめ
- 国民年金保険料は毎月16,260円
- 貰える年金が増える付加年金制度もある
- 学生は学生納付特例制度を早めに申請しよう
- 今のところ年金の年額は780,1000円
とりあえず、「年金」について送られてきた書類の内容を超簡単にまとめるとこんな感じとなりました。この国民年金の書類が送られてきた方は
誕生日の前日から14日以内に提出か郵送するようにしましょう!!