エイプリルフールネタ。日本警察軍IN特地
2016年 04月01日 (金) 23:52
エイプリルフール記念SSネタ。投稿しようか迷った。不味かったら消します。
『日本警察軍 彼の地にて、斯く戦えり』
1人の男がタバコに火をつけ、タバコをふかしている。周りは焼き尽くされた、森と家屋。その周りを銃を持った兵士達が周囲を警戒しながら焼け跡を調べている。
「隊長。現場検証、終わりました。足跡と現場の状況からどうやらコレは人為的な物ではなく、生物、何か巨大な生物、凡そドラゴンの様なモノにより仕業かと思われます」
その報告を聞きながら、深くため息をつきながら紫煙をはく
「そうか。また怪獣退治か。今の装備だと心許無いな。一旦、引き揚げるか」
「それと車の跡がありました」
「車?我々以外にか?まさか、ありえん。間違いないではないか?」
「車跡から車両は3台。全て別車両。我々の保有している車両ではありません。足跡から見て、全員の靴跡で訓練された動きの跡、恐らく兵士です。我々以外の、別の組織の何者かがこの場に居た事は間違いありません。死者の埋葬と井戸から何か、恐らく人を引き上げて立ち去っています」
「碧海からこっち、ようやく当たりを引いたな。AWACSが探知した通信電波と無人偵察機の見つけた野戦築城の後。どっかの国がいるようだな。ラットパトロールを編成して正解だな。司令部に打電。これより第33偵察部隊は追撃を行う。この近辺を重点的に航空偵察を行うよう要請してくれ。何かあれば航空支援を即時出来る体制を要請。コチラも偵察機を打ち上げろ」
「了解!これより我々は偵察を開始。総員乗車―!」
掛け声と共に隊員達が車両に乗車。その中の1台から無人偵察機RQ-21ブラックジャックが射出された。合計6台、最後に隊長が乗車しながら小さく呟く。
「何処の誰だが知らんが、この状況についてちゃんと説明して貰うぞ」
出会う二つの世界
「で、隊長、無人機から車列を発見して向かっていますが、どうします?」
「とりあえず、待ち伏せして確保。狙撃手とトラップの配置、忘れるな」
「ヤッパ片手に話し合いって何処のヤクザですか」
戦闘
「総員戦闘開始!1号車から4号車は動き回ってカキ回せ!あのデッカイトカゲ野郎をこの場に釘付け!5号車、6号車はATM準備。ブチ殺せ」
「隊長は?」
「このまま突っ込んでタイマン。動きを止める。遠慮なく撃て」
そして出会う。二つの世界
タバコを吹かしながら敬礼をする。
「日本警察、隊長の黒田将海だ。それでは伊丹どの・・・」
そういいながら懐に手を入れ、周りの部下に目配せて合図を送りながら、バッとミネベア<サクラ>を突き付ける。
「全員武器を捨てて、両手を挙げろ。貴君達には聞きたい事が山ほどある。ご同行願おうか?」
煙草を片手に銃を突きつける背後に輸送機が着陸する。
始まる尋問
「日本国自衛隊?何を寝ぼけた事を言ってるんだ?」
「お前達と一緒にするなよ、自衛隊?我々は戦ってきた。朝鮮戦争、ベトナム戦争、ソマリア、アフリカ、ユーゴ、湾岸戦争。地獄も見た。我々は狂おしい程に君たちを憎み、羨ましい。半世紀の不戦を守った君等をな」
国会で幕開ける裏の戦い
「今、都内の諜報組織の拠点を吹き飛ばした。さあ、よく見ろ日本人 これが戦争だ。ようこそ、裏の世界へ」
炎龍退治
「宜しい。お嬢さん、交渉成立だ。十分な金額だ。我々は全力でその依頼を受けよう」
「AC-1とP-1を出す。155mmの釣瓶撃ちと絨毯爆撃で巣ごとやる。空に居るならF-2ラファール・ゼロでもF-37でもF-3でもありったけぶつけて叩き落とす。戦艦の射程内に落としこめが楽だがむりだな」
集まる精鋭
「越後の第12山岳空挺師団に甲斐姫の赤備え戦車部隊、第15海兵師団。精鋭部隊の見本市だな」
「HAHA!ロシアさんにアメさん、ドイツもフランスも参戦か。こいつはイイな!」
そして亜神ジゼルとのバトル
「さあどうした?まだ腕が千切れただけだぞ。かかってこい!反撃しろ!掛かって来い!相手になってやる!ハリー!ハリー!ハリー!」
(黒田将海。表向き広報官・監査部所属の便利屋な公安。自動車爆弾でサイボーグ化。高周波振動ナイフで戦う。またオカルト担当で魔術にも精通)
『日本警察軍 TOKYO WAR(劇場版パトレイバー2風)』
それはたった一つの出来事から始まった
「総理、レインボーブリッジが爆撃されました」
錯綜する情報
「米軍のF-16が攻撃した!?どういう事だ!事実関係の確認を急げ!」
混迷する事態
「大変です!抗議活動中の市民団体が暴徒となり、横田基地に侵入!米軍が発砲。警察側も応戦して銃撃戦になっております!」
「爆装したF-16が三沢基地を発進して南下中。20分後に東京に到着します」
「要撃機上がりました。百里よりウィザード。小松よりプリースト」
「目標、降下しつつ増速中。60秒後に首都圏に入ります!」
「・・・武器の使用を許可する。人口密集地に入る前に落とせ」
最悪のカウントダウン
「東京及び近県の視聴者の皆様にこれから緊急放送を行います。先ほど内閣総理大臣は首都圏の治安を維持し、予想される最悪の事態を備える為、治安出動命令を発令しました」
「在日米軍の救援のために第3艦隊の派遣が決定されました。コレに伴い海上保安庁も艦隊を編成。領海内に入った瞬間、交戦になります」
動き出す警察
「・・・権力闘争と責任転嫁に汲々とする上の政治屋共は捨てるぞ。これより警察庁、海上保安庁、航空警備庁は独自の判断で行動する。何としても日米開戦を回避するぞ」
(この世界は日米貿易摩擦で日米関係が最悪になり、第二次日米戦争の危機になった世界)
コメント
ベトナムに関しては非公式ながら自衛隊もいたっぽいんだよなぁ……むしろお前ら負け続けじゃねと突っ込みたい。というか反戦に関してはお前らのせいじゃねーかとw
しかしこれ、絶対中ソが噛むから日本終わりそう……第二期ヤルタ会談不可避ですわ(ガクブル)
「向こうは警察なのに、なんであんなに装備がいいんだ!?」
的な…