フィギュアスケートの世界選手権最終日は2日(日本時間3日)、女子フリーが行われ、浅田真央(中京大)は合計200.30点で7位。演じ終えてひざまずいた浅田に笑みが浮かんだ。フリーの134.43点は今季の自己ベスト。世界選手権の7位は自身9度目の出場で最低だが「大目に見て、満足できる演技ができた」と自らに合格点を出した。
冒頭のトリプルアクセル(3回転半)で着氷すると会場中が沸いた。その後のジャンプも着実にこなし、オペラ「蝶々(ちょうちょう)夫人」の芯の強い女性の姿も豊かに表現。採点ではトリプルアクセルなどの回転不足や、エッジの使い方の違反で減点が重なったが、かつての女王らしい存在感は十分に示した。
SPで9位と出遅れても気落ちせず「自分を信じるしかない」と言い聞かせた。そして「得点や順位のことより、自分の演技をしたい思いの方が強かった」。過去のさまざまな経験も糧に前を向き、納得の演技につなげた。
世界の女子の中でも最年長に近い25歳。「競技生活はあと何年かに限られている。多分、復帰していなかったら後悔していた」。不振に悩むこともあった今季を乗り越え、来季へと踏み出す。【田中義郎】
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