スニーカーの「捨て時」と「買い替え時」を考える
スニーカーを捨てる決断
スニーカーって、基本的には丈夫ですよね。
安いものでも割と長持ちします。
...そこで問題になってくるのが「いつ捨てるか」です。
ダメになったら捨てればいいのでしょうけど、いつを「ダメになった時」と判断するのかです!!!
捨て時を見失った、薄汚い(失礼)スニーカーが靴箱にゴロゴロと転がっていませんか...?
今日は、小ネタ。
スニーカーの捨て時・買い替え時を考えてみました!
別れを考える時期は3ポイント
スニーカーとの別れを決意する時...
主に3つだと思っています。
・破損(破れ)
・ひどい汚れ
・ひどいヘタレ
ひとつずつ、ゆるるんと検証していきます!!
打つ手無し!スニーカーの破損
終わりの訪れがわかりやすいのが、各種破損です。
起こりやすいダメージを5つ挙げてみます。
1.加水分解
...打つ手なし。起こったら最後です。
2.アッパーとソールのつなぎ目の裂け・破れ
...アッパーが薄手の布だったりすると、裂けやすいですね。
3.履き口の破れ
...よくある、履き口の踵部分(クッション部分)の破れ。
靴の脱ぎ履きが多い人は、どうしてもここが最初にやられがち。
4.インソールの破損
...スニーカーをそのまま履く場合、インソールにもダメージが及びます。
中のインソールがガポッ!と取れちゃうパターンもある。
5.つま先部分、メッシュ部分の破れ など
...先端部分が靴下のように穴が空いたり、メッシュ部分に\ガボォ/と穴が空いたりもします。
...上はデザインとして穴を開けたものだよ!!!
ほら、ちゃんと穴の周り縫ってあるでしょ!!!
基本的には、破れたら捨て時なのかなと思います。
どこかが破れるということは、他の部分にもそれなりにダメージが蓄積されていると思うんですよねー。
ちなみに、私の場合。
コンバースAS-Hiを長年愛用していますが、駄目になる理由がずっと同じです。
靴の内側、踵のカップ部分が布を突き破って出てきます!!
突き破ると、硬いカップが踵に刺さって、酷い靴擦れを起こします。
カップがこんにちは!したら、いくら外側がキレイでも諦めて捨てるようにしています。
【HELP】スニーカーの修理という選択肢
破損の場合、修理という選択肢もあります。
が!スニーカーの修理は結構お金がかかります!
検索すると修理屋さんの料金表が色々出てきますが...。
スニーカーの履き口のクッション部分の破れを修理する場合、5,400円位が相場のようです。
スニーカーが16,800円位だとすると、三分の一の価格です。
...ちょっと高価じゃないですか?(小声
破損箇所以外にもダメージがあるでしょうし、新品を買ったほうが良いと思うのです。
余程スニーカーが余程レアだとか高価だったとかじゃない限り、買い替えてしまったほうが良い気がします。
すり減ったソールの補修は、割と自分でもやりやすいようです。
底ですし、多少雑でもなんとかなりそうではある。
「SHOE GOO」という商品が使いやすく人気だそうです(各色あります
「SHOE GOO」シューズ強力補修剤 〔White 白 100g〕
ひどい「汚れ」も別れの理由
捨てる理由の2つ目は、「汚れ」です。
買ったばかりは、恥ずかしいくらいにピカピカだったり...。
履くうちに足に馴染み、生地感も色もいい感じになっていきますね。
それを「味が出てきた」なんて表現もします。
この「味」がクセモノです。
どこまでを「味」とし、どこからを「汚い」とするかです!!!
ああ、非常に難しい。
なにが許される汚れで、なにが許されざる汚れなのか...。
破損は目に見えてわかりやすいですが、汚れはセーフ/アウトの判断がしづらい!
東京スニーカー史 [ 小澤匡行 ]
個人的にアウトかな...と思うのは、
・ひどいシミがある
・全体的に新品時より3トーンくらい色が暗くなっている
・こびりついた何か(泥やガム)がある
こんなところでしょうか。
大きなシミや、何かがこびりついているのは、ちょっと嫌ですかね。
シュッ!とコンクリで擦ったみたいな汚れなら、不快感はそんなに無いですが...。
http://www.sudiosweden.com/jp/lookbook
【HELP】とりあえず洗ってみる
洋服と同じで、汚れであれば、洗って綺麗にすることができます。
シミ落としはちょっとコツがいるかもしれませんが、専用の洗剤やブラシなどの道具も販売されているので、個人の努力でなんとかなる可能性があります!!
天気の良い休日に、ベランダや玄関でゴシゴシやってみてはどうでしょう。
関連記事:【靴の急な汚れに】ジェイソンマークのクイックワイプス
http://item.rakuten.co.jp/lowtex/jm-15hb/
もうその子のHPは0よ!くったくた状態
スニーカーを捨てる主な理由の最後。
3つめは「ヘタレ」です、ヨレヨレ状態のことです。
老兵のような状態ながらに頑張っているスニーカーが、たまにいます。
もう休ませてやれ...!と持ち主の肩を叩きたくなるような、ヨボヨボのクタクタなやつです。
「味」ってやつを通り越し、「寿命」を感じさせる状態です。
アッパー全体がぐったりとへたれ、皺がたくさん寄り、ぐったりへろへろ...。
足に馴染むのは良いですが、ヨレヨレすぎる、というのは、ちょっとみっともないですよね。
捨てる理由として致命的な、ド派手な穴や汚れが無いにしても、だ。
スニーカーが黒や紺など暗い色だと、汚れは目立ちにくいです。
レザーや合皮製だと素材も強いから、破れなども起こりにくい。
すると目立つダメージも発生し辛く、ダメージにも気付きにくいけど、実は全体がへたれているというパターンはあります。結構盲点なのかもしれない。
汚れが目立ちにくく、強い素材のスニーカーの場合は、「へたれ度」に注意するのがいいかもしれません。
毎日のように履いていると、案外「へたれ度」は見逃しがちですから...。
以上になります。
スニーカーの捨て時・買い替え時について、だらだら書きました。
飽きた・履かないとかは抜きに「寿命」の判断について言えば、
破損、汚れ、へたれ
この3点が決め手じゃないかなあと、個人的には思っています。
もし捨て時に迷っていたら、この3点を考えてみるといいかもしれません。
スニーカーの馴染みが「味」なのか「みっともない」のか...。
毎日見慣れてしまっていると、その辺の冷静な判断って、難しいかもしれません。
判断に迷ったら、親しい間柄の人に客観的な意見を求めるのも良いと思います。
参考になれば、幸いです!