2016年4月3日15時54分
世界選手権のフリーを終えた浅田真央の一問一答は次の通り。
――演技を終えて
ほーっとしました。ただそれだけでした。
――どんな気持ちで滑っていたか
やっぱり世界選手権という大きな舞台で、ショート(プログラム)が自分の思うようにいかなくて、「あー、すごい何やっているんだろうな」って。いつもだったら多分落ち込んでいたと思うんですけど、ちょっと違う気持ちだったので、もう一度気持ちを切り替えて、フリーは自分を信じるしかないと思って滑りました。
――最初のトリプルアクセルについて
ショートで失敗したけど、いつものような回転が回らないという失敗ではなかったので、すごい失敗とは思っていなかった。朝の練習から、本番では落ち着いていこうと思いました。
――違う気持ちとは?
いつもだったら、ぐんと落ち込んでしまうんですけど、色々経験してきた分、気持ちはうまく切り替えられたかなと思います。
――「競技の厳しさが恋しくて戻ってきた」と言っていたが、1年を振り返って満喫できたか?
復帰してなかなかうまくいかないことの方が多くて、復帰しない方がよかったのかなと思っている時もありました。自分たちの時代は終わったのかなという風にも思ったんですけど。
復帰した時は、選手である以上は(順位で上位を)目指すというのが当然と思っていたんですけど、自分がこう、なかなか思うような演技ができなくて、結果も付いて来ない中、もうちょっと違う考えを持とうかなと思った。
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