2016-04-03

漫画で好きなオチ10選。

息抜きで書く。

調子に乗るな」オチ

登場人物二人の関係恋人未満ならば、片方が何らかの理由で半ば強引に持ち込み、恋人などの関係ならばアブノーマル要求を行う。

その後、それら行為を強引気味に行われた方の反応は、何だかんだ満更でもなかったり、或いは仏の心で許す。

それに増長した相手行為の続行、または更に過激要求をする。

さすがに堪忍袋の緒が切れ、「調子に乗るな」と諌めて終わる。

その後の二人の関係性を、あまり重たく締めたくない場合に便利なオチといえよう。

「アッー!」オチ

最終的に後ろの穴が広がるオチ

理由は多岐にわたり、ポピュラーもの

・実は「そういうの」が好きだったと相手カミングアウトされて半ば無理やり。

因果応報彼女から“筋を通される”。

青天の霹靂男色家が登場。

などだが、実際にやられてしまうかどうかは、明確な描写をせず締めくくられることが多いため“読者の想像にお任せ”といったところか。

最近は見所の場面で普通に描写されることが増えたため、やや風化気味なオチかもしれない。

ハマるオチ

行為にいたるまでのプロセス登場人物関係性次第。

恋人関係なら、新たな刺激を求めて試しにやってみたり、ハプニング偶発的になってしまう、など。

普通では飽き足らず、更に過激になりそうな未来を想起させたまま終わることも(このあたりは、書き下ろし後日談で語られる場合もある)。

「たらー」オチ

女性の太ももあたりから何らかの“液体”が流れている状態描写されて終わるオチ

主に流れている液体は二種で、「自身」のモノか「別の人物」のモノかだ。

自身」の場合はこれからの“期待”、「未来」を意味する。

「別の人物」の場合は“直前の出来事”、「過去」を物語意味合いがある。

太ももあたりから液体が流れているのは同じなのに、液体の種類だけで「過去」と「未来」を使い分けられるオチだ。

どちらにしろ登場人物たちの関係性が手放しで喜べるようなものはいえない場合が多い気がする。

私の読む漫画の傾向が偏っているせいだろうか。

コンゴトモヨロシク」オチ

なんだかんだで二人の関係性がシンテンし、主に女性が「これからもよろしく」と言って締めくくられる。

それに対して男性好意的対応をすることが多いが、直接言葉にする普通パターンは意外と多くはない。

モノローグ調で事実上関係の続行を語ったり、「言わなくても分かるだろ」とばかりに描写を省くパターンも多い。

基本的ハッピーエンドが多い印象だが、二人の関係性によっては前途多難な未来を読者に想像させるかもしれない。

二人の関係が倒錯していたり、何らかの後ろめたい背景がある場合、ロクなことにはならないだろうなと諦めに近い展望


「俺たちの○○はこれからだ!」オチ

まだ、やれるにしろやれないにしろ、どちらか片方がまだやれる以上、続けるしかないオチ

なので「まだやれるでしょ?」オチといってもいい。

これがオチになる場合もあるが、次に書くオチに繋がるパターンも多い。


「テカテカ」「しおしお」オチ

肌がテカテカとした人間と、ミイラのようにやせ細った人間(まだ生きている)ができるオチ

その差が出来た決め手は何なのか、その事柄に対する臨み方の結果なのだろうか。

たまに本当にミイラになって死ぬという、穏やかじゃないパターンもある。

そのオチになる場合は、世界観や出てくる要素が現実的かどうかで判別できるため、比較予測はしやすい。


実は経験豊富オチ

イメージがかけ離れていたパターン

この場合、もう片方の経験値は低めに設定されていることが多い。

ページ数の都合上そこに至るまでのプロセスや臨み方が存外になりがちなこの界隈において、ある意味合理的理由提示している点で、客観的に見て綺麗なオチかもしれない。

ただ、最初からそういう設定であることを明かして話を進めたり、むしろそういう人が大歓迎みたいなノリで進める漫画も割と増えてきたので、これをオチとして機能させるのは前時代的かもしれない。

それでもオチとして機能させるなら、ただの装置とするのではなくアッと驚くような仕掛けを施す必要があるだろう。

でも、あんまり強いオチを持ってこられても、読者の気の持っていきかたが困るだけになるだろうけれど。

「ですよねー」オチ

普通に考えたらそうなるだろうな、というオチ

漫画特有ご都合主義的展開と謎論理で話が展開し、そのまま決行。

しかし、常識的に考えてそんなことが許されるわけがなく、因果応報な結果になる。

法の裁きを受けるオチや、正当な理由激怒した女性から制裁を受けるオチとかは鉄板だ。

近くに人がいる状態で決行したら、やはり周りはちゃんと気づいていたことが後に判明する、などもある。

基本的漫画世界というのは、その世界特有論理があって、それ前提で話を進める。

けれど、漫画世界論理だけで全てを展開させたら読者はついていきにくい。

なので、オチ私たちでも理解できる既存論理が展開され、それがちゃんと罷り通ることは読者をホッコリさせる。

ただ、それをオチに持ってくると読者が我にかえってしまい、“熱”を失くしかねないリスクも抱えているのがこのオチ欠点か。

から出た誠オチ

事態の解決に、なぜか登場人物たちが決行。

きっかけは流言、アホな登場人物の謎の論理展開など様々だが、それでも本来目的がなぜか完遂されるというオチ

ダイエットとかはまだ分かるが、客観的に考えれば因果関係もなく明らかに非論理的なことまで完遂することも多い。

なお本来目的が完遂されなかった場合、続行か或いは「(ノ∀`) アチャー」なことになる。

以上だ。

分かる人にだけ分かるような書き方をしている。

もし分からないなら、その方がいいと思う。

トラックバック - http://anond.hatelabo.jp/20160403140144

注目エントリ

記事への反応(ブックマークコメント)