金沢も桜の開花宣言がされて兼六園の無料開放が開始されました。
ということで、金沢城と兼六園に桜を見に行って撮影をしてきたので紹介します。兼六園は桜が開花する時や紅葉が見れる時などいい時期に無料開放をしてくれるので非常に助かりますね。
まあ、そのおかげでビックリするくらいの人がいました。北陸新幹線効果もあり今年もかなりの人が集まっているようで、外人の方も長い望遠レンズを持って撮影している姿をよく見かけました。なんか、外国の方に興味を持ってもらえるのは何となく嬉しいもんですね。
兼六園と金沢城の桜を見てきた(夕方編)
夜桜も撮影してきたのですが、結構な枚数になったので2回に記事を分けて書いていきたいと思います。前編は夕方に撮影した桜の写真をズラズラと並べていきます。使用したカメラは「FUJIFILM X-T10」に単焦点レンズ「XF 16mmF1.4R WR」をメインにサブに「SIGMA dp1Quattro」を使用しました。
金沢城(石川門)
兼六園と金沢城の間には県道があるのですが、街路樹は全て桜の木でこの時期になると車で通るだけでもお花見をした気分を味わうことができます。
県道沿いにある一段上がったところの道路を歩きます。
もう、ここを歩くだけでも満足してしまうくらい桜がほぼ満開になっていました。
この穏やかな坂を登っていくと金沢城の入り口となる石川門の姿が見えてきます。桜とのコラボが本当に美しいです。
ズームレンズではなく単焦点レンズなので手がとどく範囲でした桜を拡大して撮影することができませんが、頑張って近づいて撮影してみました。こちらは「FUJIFILM X-T10」で撮影した夕日に当たった桜です。
こちらは「SIGMA dp1Quattro」で撮影した桜。色合いがかなり違うもんですね。桜らしさは富士フィルムの方が上手に表現できているでしょうかね。
「SIGMA dp1Quattro」って本当に解像度が半端ないですね。
拡大してみると花の雄しべまでクッキリと写ってることが確認できます。花びらの質感の表現も凄い...。
左:FUJIFILM X-T10、右:SIGMA dp1Quattro
RAWで撮影して色を上手く調整したら凄い写真が生まれるかもしれません。JPEG撮って出しのこの色合いも独特で結構好きかも。
人で賑わっている石川門の前です。
兼六園の中!
今回は桂坂口から兼六園の中に入りたいと思います。
兼六園の中は木が綺麗に整えられていることもあり、一気に品格が上がりますね。雰囲気がやはり違います。
兼六園といえば片足がない「ことじ灯篭」ですね。撮影大人気スポットで時間帯によって行列になっていることもあります。
自分で支えることができなくなった巨大な松。
巨大な日本武尊の像があります。この辺りはこの季節じゃなくても見ることができるスポットですが兼六園に来たからには撮影しないわけにはいかないでしょう。
霞ヶ池(かすみがいけ)です。
ここから兼六園の桜を紹介します。
こちらは花見橋。桜の木を間近に見ることができるます。他の季節でも綺麗な花を楽しむことができる橋です。
桜、綺麗。
この場所、兼六園の中でも結構好きなんですよね。
「FUJIFILM X-T10」と「SIGMA dp1Quattro」の桜の比較です。
「SIGMA dp1Quattro」は白の表現が絶妙に上手かもしれませんね。色で誤魔化すのではなく素材の質感を活かした、そんな絵作りになっているように見えます。使いこなすのは難しいですが、なかなか面白いカメラです。
このカメラは感度が非常に悪く夕方以降から夜はほぼ使い物になりません。
三脚を使ってじっくりと撮影するのなら夜間でも問題なく綺麗な写真を撮ることができるでしょうが、とにかくISO800以上になるとノイズが大発生して使い物になりません。ISO800までなら使えるのですが、シャッタースピードが遅くなってブレブレになっちゃいます。三脚を持って夜間撮影をしてみたいものですね。
頑張って「SIGMA dp1Quattro」で撮影した夕方の桜。手持ちではこれが限界。
こちらは「FUJIFILM X-T10」
特に気を使って撮影しなくても良い写真が撮れるのはさすがです。やっぱり、常用するならこっちだな。
このカメラで撮影しました。
というわけで、夜桜は別記事で書きたいと思います!