シリア ISから奪還のパルミラで40人の遺体
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シリアの政府軍が過激派組織IS=イスラミックステートから奪還した世界遺産都市パルミラで、ISに殺害された兵士や住民とみられる40人の遺体が見つかりました。
内戦が続くシリアでは政府軍が先月27日、世界遺産に登録されている古代ローマ時代の遺跡がある中部のパルミラを過激派組織ISから10か月ぶりに奪還しました。
パルミラではISが遺跡の神殿などを破壊したことが確認されていますが、これに加えてシリアの国営通信は1日、40人の遺体が1か所にまとまって埋められているのが見つかったと伝えました。遺体はISに殺害された政府軍の兵士や住民とみられ、女性や子どもも含まれているということです。
シリアの国営通信によりますと、ISはパルミラを制圧した去年5月だけで、住民らおよそ400人を殺害したとされています。しかし、パルミラ一帯にはISが仕掛けた地雷が至るところに埋まっていて、ロシア軍の支援を受けた政府軍が除去作業を進めていますが、ISによってどれだけの人が殺害されたのか、全容が明らかになるには時間がかかる見通しです。
パルミラではISが遺跡の神殿などを破壊したことが確認されていますが、これに加えてシリアの国営通信は1日、40人の遺体が1か所にまとまって埋められているのが見つかったと伝えました。遺体はISに殺害された政府軍の兵士や住民とみられ、女性や子どもも含まれているということです。
シリアの国営通信によりますと、ISはパルミラを制圧した去年5月だけで、住民らおよそ400人を殺害したとされています。しかし、パルミラ一帯にはISが仕掛けた地雷が至るところに埋まっていて、ロシア軍の支援を受けた政府軍が除去作業を進めていますが、ISによってどれだけの人が殺害されたのか、全容が明らかになるには時間がかかる見通しです。