小児科のお医者さんによって言うことが違う…
赤ちゃんから幼児にかけて、小児科のお世話になりっぱなしというママは多いです。
もし大人だったらほんとに医療費がバカにならないくらい。ありがとう「乳幼児医療費助成制度」です。
特に赤ちゃんはしゃべることができないので、ママは外見から症状を判断しなければいけません。
何かあったら大変なので、夜のうちに明日の小児科の予約を入れたり、「何か変?」という時は夜中に救急に行ったりもします。
医療知識がないママは、病院に行くとお医者さんの言うことを信用し、言われた処置を正しく実行しますよね。もちろん薬の服用にしてもそう。
そこでちょっと疑問が。
「うちの子5か月なのに薬出してもらえなかったんだけど、赤ちゃんの薬っていつから?」
「前担当した先生は薬出してくれたけど、今の先生は薬は使わない方が良いって……、どっちが正しいの?」
赤ちゃんの身体にかかわることなので、ママはちゃんと知っておきたいですよね。
というわけで、赤ちゃんの薬はいつからOKなのか、何を注意すればよいのかをお話したいと思います。
赤ちゃんの薬の服用はいつから?
「◯◯か月なのに薬を出してもらえなかった。」
「◯◯か月でもう薬を出してもらった。」
という話をよく聞きますが、赤ちゃんに対していつから薬を処方するかは小児科のお医者さんの考え方によって変わります。
生まれたばかりの赤ちゃんは、ママからもらった免疫があるため、あまり病気にかかりません。
この免疫の効果がなくなるのが生後6か月前後です。つまり本当に注意しなくてはいけないのは、生後6か月以降です。
この生後6か月までに薬を使い過ぎると赤ちゃんの免疫力を弱めたり、腸内バランスを崩してしまうため、薬を使わないで自然治癒力を高めておいた方が良いのは事実です。
ただし、鼻水のせいで夜中に痰が絡んで咳が止まらなかったり、咳のし過ぎでミルクを吐いてしまう場合は、適切に薬を服用した方が良いということになります。
後は小児科の判断により、早い場合は生後1か月で軽めの薬を処方するお医者さんもいれば、4-5か月でも薬を処方しないお医者さんもいます。
小児科の先生が心配な場合は?
もちろん「薬を出せ!」と言って断られることはないと思いますが、素人のわたしたちが判断は難しいですし……ねぇ。
薬の処方は赤ちゃんの症状の重さによっても違うため、心配なママはお医者さんに赤ちゃんの詳しい病状とママがどうしたいかを冷静に伝えて下さい。
また、その小児科の医療方針を聞いておいても良いでしょう。
考え方が合う合わないもあるので、ママ友におすすめのお医者さんをいくつか探していることを話し、その中から選ぶという方法もあるでしょう。
ちなみに、保育士に薬の服用のことを相談しても「生後◯◯か月からが良いですよ。」とは言いません。というか言えません。
※仮に保育士が言っても信用しないでください。保育園看護師であればOKです。
もし小児科のお医者さんが話しづらい人でも、赤ちゃんの身体のことなのでちゃんと自分の意志を伝えて、プロの意見を聞いて判断するようにしましょう。
市販薬の服用はいつから?
市販薬にはどれも生後3か月以上から服用してくださいと書いてあるはずです。
ただし、仮に生後3か月だったとしても、お医者さんの指示なくわたしたちが勝手な判断をして余計な心配事を増やすよりは、面倒でもそのつど小児科で適切な処置と薬を処方してもらった方が良いでしょう。
市販薬は何か症状が出た時にすぐに対応するための常備薬です。
どちらにしても、小児科には連れて行った方が良いので、市販薬の使用はお医者さんに相談してからが良いと思います。
個人的には、お医者さんと相談の上、もう少し大きくなるまで(生後6か月程度)は市販薬は使わない方が良いんじゃないかなと。
いま赤ちゃんが生後6か月以内だった場合、それ以降の病気(主に発熱やせき、鼻づまり)の多さに驚くはずです。
そして、突然の高熱におろおろしつつも、「子どもって大人よりも丈夫だな……。」ということにも気付きます。
なので、赤ちゃんが40度近い熱が出ると「大人だったら死んじゃう……。」なんて考えて、「解熱剤!解熱剤!」とパニクるのはちょい待ち!
赤ちゃんや子どもの39-40度は割とよくあることです。
適切な処置はまた別にお話しますが、まずは病院でしっかり見てもらうことを優先しましょう。
ではー(´ε` )