解体中の空き家床下から 神戸
2日正午ごろ、神戸市須磨区須磨浦通6の空き家で、解体工事をしていた作業員が、床下から人間の頭蓋骨(ずがいこつ)などの骨を見つけた。兵庫県警須磨署は、死体遺棄の疑いがあるとみて捜査を始めた。
県警によると空き家は木造平屋で、1日から解体作業をしていた。作業員が床板をはがすと、土の上に複数の部位の骨があったという。今後、司法解剖をして詳しく調べる。
近所の住民らによると、この家には高齢の男性が1人で住んでいたが、5年以上前から空き家だった。現場はJR山陽線須磨駅の西約300メートルの住宅街。【矢澤秀範、原田悠自】