ソウル=牧野愛博
2016年4月3日00時01分
北朝鮮の朝鮮赤十字会報道官は1日、韓国の朴槿恵(パククネ)政権との間で、南北間の離散家族再会事業など全ての人道主義的な交流を行う考えがないと主張した。朝鮮中央通信が1日夜伝えた。
報道官は談話で、昨年12月の南北当局者会談で、韓国側が離散家族問題についての北朝鮮の提案を拒否したと主張。米韓合同軍事演習の実施も非難し、「わが軍隊と人民は朴槿恵を跡形もなく掃討する敵撃滅の気概に満ちている」とした。
これに対し、韓国統一省は1日夜、「離散家族問題は最も切迫した人道的な事案。北は我々の努力をねじ曲げ、国家元首まで中傷した」などとして、北朝鮮を強く非難する報道官の論評を発表した。離散家族の再会は、朴槿恵政権下では2014年2月と昨年10月に実現していた。
一方、朝鮮中央通信は2日、金正恩(キムジョンウン)第1書記が新型防空誘導弾の試射を視察したと報じた。北朝鮮は1日午後、東海岸の咸鏡南道宣徳から短距離の地対空ミサイル1発を発射していた。(ソウル=牧野愛博)
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朝日新聞国際報道部
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