首都圏 NEWS WEB

ニュース詳細
千葉大 男の卒業いったん留保

03月31日 15時55分

埼玉県朝霞市で女子中学生が連れ去られ、2年ぶりに保護された事件で、未成年者誘拐の疑いで、逮捕された23歳の男が3月まで通っていた千葉大学は、男の卒業をいったん取り消し、「留保する」と発表しました。

未成年者誘拐の疑いで逮捕された寺内樺風容疑者(23)は、3月23日に千葉大学工学部情報画像学科を卒業していました。
しかし、千葉大学は寺内容疑者の卒業について改めて検討する必要があるとして、29日付けでいったん取り消し、「卒業を留保することを決めた」と発表しました。
理由について大学は「在学中に事件を起こした場合、懲戒処分にあたる疑いがあり、社会規範の順守を求めた大学の学位授与の方針に反するおそれがあるため」としています。
あわせて大学の理事などで構成する学生懲戒委員会を設置し、今後、捜査の進展を踏まえて正式な処分について判断する方針です。
学生の逮捕について千葉大学は「誠に遺憾であり、事件の被害者、ご家族はもとより、地域や世間の皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけし、心よりお詫び申し上げます」としています。

首都圏のニュース

新着ニュース

このページの先頭へ