何とかかんとか次男の保育園も決まってひと安心なわけですが,そんな妻がこんなことを言い出したんです。
「次は学童だね。年中さんから探さないとダメみたいよ」
「うん?どういうこと」と思わず言ってしまったのだが,学童というのもかなり激戦らしく,預けられない人が増えているよう。いわゆる「小1の壁」と言われるもの。それにしても年中から探さないといけないなんて…。
それで調べてみると保育園の問題だけではなく,学童の問題もたくさんあった。
放課後や夏休みなどに小学生を預かる放課後児童クラブ(学童保育)で、入所を申し込んでも定員超過で利用できない待機児童が増えている。国は昨年4月、おおむね3年生までだった入所対象を6年生まで拡大した。4年生以上の保護者の就労を支える子育て支援の一環だが、ニーズに受け皿整備が追いついていない。保育所の待機児童問題がクローズアップされる中、保護者らは「小学生の待機児童にも目を向けてほしい」と訴えている。
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全国学童保育連絡協議会(東京)の佐藤愛子・事務局次長は「対象学年の拡大が認知され、身近になれば『家で留守番させるより、低学年から引き続き学童に通わせたい』という保護者は今後も増える。保育所の待機児童問題に比べて後回しにされがちだが、学童保育も着実に増やしてほしい」と訴えている。
<待機児童>学童保育も増 入所対象拡大で受け皿追いつかず (毎日新聞) - Yahoo!ニュース
入所拡大に伴い学童に申し込んでも入れない人が多いようです。これはどうしましょう。しかも保育園と違って小学校には夏休みがありますからね。それで横浜市はどうなっているかという以下の感じ。
みっつあるぞ。どれが良いんだ?「放課後児童クラブ」はお金が高いんだけど,なぜ何だろう。うーむ,全く分からん。これからこういうことも調べないといけないのか。そして学童に入れないなんて事態もあるんだよな。みんなどうしてるんだろう。
こちらのページに分かりやすく書かれているけれど,それでもちょっと横浜市とは違うみたい。
そうしたら知恵袋で解説している方が。これはありがたい。
横浜市にも学童はあります。
放課後児童クラブ(以下学童)の事です。元々はこれしかありませんでした。学童は基本的に親が運営し、国(市かな?)から運営費の半分を限度に補助金をもらいます。人数によって補助金額が違うので、入学式頃は人集めで勧誘しています。
親が運営するので、場所の確保から指導員の採用、給料、備品の整備まで役員を中心に行います。
料金は各学童によって違いますが、2万円くらいみたいです。夏休み等も同じ料金です。月に1度は夜に集まりがあるそうです。はっきり言って大変です。これを改めようと始めたのが、はまっこふれあいスクール(以下はまっこ)です。10年くらい前にこれを全小学校で始めました。学校の空き教室を利用し、母親の仕事に関係なく、登録している子供は無料で利用出来ます。ところが、遊べるのは日が暮れるまで。冬は4時で終わりです。市が運営しているようで、融通が効かず、楽しくないという子供達が続出。また、本当に必要な母親が働く場合には時間が足りず、学童はそのまま変わらず運営されていました。
そして今度は充実型はまっこと放課後キッズクラブ(以下キッズクラブ)が出来始めました。
ふたつの共通点は、7時までで、5時以降はおやつも出ます。また、5時以降は親のお迎えが必要で、有料です。月におやつ代を合わせて7千円くらいです。
親の仕事の有無は関係ありません。違う点は充実型はまっこは、相変わらず市が運営しますが、キッズクラブは市が委託した民間団体が運営しています。その都度募集して決めるので、各学校違う団体が運営しています。福祉団体が多いようです。
横浜市にお住まいの方、教えてください - 横浜市にお住まいの方、教えてく... - Yahoo!知恵袋
これで分かったぞ。それでどれが良いんだろうか。またこれ,待機状態になるんだろうか。以下の記事を読むと,待機児童の問題だけではなく,退社時間と預かり時間の差,つまりは延長ができないというのも大きな問題になっている。
「小1の壁」にぶつかった親は、保育時間と退社時間の差に苦しみます。
ケース1…「1時間の差」に苦しむ
昨春、小学校に入学した長男(7)は学校終了後、週4日は午後6時までの学校併設の学童保育に通う。女性の帰りは7時ごろ。この「1時間の差」を埋めるため、長男は学童保育の後、週2日は塾へ、残る2日は一時的な預かり先の家に行く。
長女を迎えに保育園にも行き、7時半に帰宅。夕食と入浴を済ませ、9時に子どもを寝かしつける。
女性は広告代理店の管理職だった。長男の育児休業から復帰後は定時退社にしたが、以前のような成果を出すのは難しく、数年前に転職。今の会社でも、夜や週末に下準備をし、定時で仕事を終わらせる。(2015年05月26日)
ケース2…頼みは実家の両親
長男が1年生から通っていた学童クラブが定員オーバーで、審査の結果、小3の4月からの入会を断られた。女性は江東区のIT企業に大学卒業と同時に入社。以来、2度の育児休暇を経て、子供を保育所などに預けながら、キャリアを続けてきた。
学童クラブは午後6時までしか預からないため、会社の時短勤務を利用し、午後4時半過ぎに退社していた。だが、学童クラブに入所できず、待機児童の受け皿として区民館で子供を預かってくれるのは午後5時まで。迷った末に同じ区内に住む実家の両親に長男の迎えと預かりを頼み込んだ。
4年生になったらと考えていた、そろばんや習字、水泳などの習い事も1年前倒しで探した。習い事を終えた長男は、区民館の前に行き、祖父母の迎えを待つ。(2014年03月18日)
仕事との両立阻む…「小1の壁」まとめ : まとめ読み「NEWS通」 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
学童保育の待機児童というのは実態がよく分かっていないらしい。以下の資料が出ているがもっと多いかもしれない。
http://www2s.biglobe.ne.jp/Gakudou/2014kasyosuu.pdf
そう言えば家の近くに「キッズベースキャンプ」があるんだよね。これ,テレビでもやっていて,預けている人がいるんだね。これ,上の学童と比べると金額は高い。まあこれでも安いと言える年収になりたいわけですが…。
いろいろと学童保育もあるようで,これからまた調べないといけないようだなあ。こうしたことって都会特有のものなのだろうか。それとも学童保育の問題は全国的な問題。これから調べてみようと思う。
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