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 旧ソ連のアゼルバイジャンからの独立を主張しているナゴルノ・カラバフ自治州で2日未明、アゼルバイジャン軍と同自治州に駐留するアルメニア軍が激しく衝突し、多数の死者が出た。双方が停戦違反を非難し合う中、ロシアのプーチン大統領は停戦を求め、収拾に乗り出した。

 アルメニア国防省は、アゼルバイジャン側が砲撃、戦闘車両、航空機による攻撃を始めたと主張。応戦し、アゼルバイジャン軍のヘリコプター1機を撃墜したとしている。自治州の軍当局者はインタファクス通信に対して、アゼルバイジャン軍の40~50人が死亡したとの見方を示した。

 一方アゼルバイジャン国防省は、自治州に隣接する集落がアルメニア軍から集中的な攻撃を受けたと発表。アルメニア側との交戦でアゼルバイジャン軍の12人が死亡、ヘリ1機が撃墜されたことを認めた。同時に、アルメニア軍の100人以上を壊滅させたとも主張している。

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