民進・山尾政調会長“ガソリン代疑惑”で新事実 13、14年にもプリカ入金70回 (1/2ページ)

2016.04.02

衆院本会議に出席した山尾氏。表情はさえない=1日午後、国会
衆院本会議に出席した山尾氏。表情はさえない=1日午後、国会【拡大】

 民進党の「若手エース」と期待された山尾志桜里政調会長(41)を直撃した“ガソリン代疑惑”で、新たな事実が分かった。ガソリン代が「地球5周分を走った計算になる」と指摘された2012年だけでなく、山尾氏が支部長を務める政党支部では、13年と14年にも、ガソリンのプリペイドカード(ガソリンプリカ)の入金がそれぞれ35回行われていた。永田町では、疑惑の解明に重大な関心が寄せられている。

 「エースと言われた山尾氏に疑惑が発生している。『調査をして報告をする』ということなので、これからの推移を見守っていきたい」

 おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長は1日の代議士会で、山尾氏をめぐる疑惑について、こう語った。

 週刊新潮が報じた山尾氏の政治資金問題で、永田町が最も注目しているのがガソリン代疑惑だ。

 山尾氏が支部長を務める「民主党愛知県第7区総支部」の12年の政治資金収支報告書を見ると、約230万円分にもおよぶ多額のガソリン代が計上されていた。そして、このうち105回、210万円分が「ガソリンプリカ入金」として処理されていたのだ。

 夕刊フジで、第7区総支部の13年と14年の収支報告書を確認すると、「ガソリンプリカ入金」という記述が35回ずつあった。計140万円になる。ガソリンプリカに入金しながら、別に「ガソリン代」という記載も複数あった。

 

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