JR名松線、6年半ぶりに全線再開へ

JR名松線 伊勢奥津駅(1月撮影)

三重県の松阪駅と伊勢奥津駅を結ぶJR名松線が26日、6年半ぶりに全線で運転を再開する。2009年10月に台風18号の被害を受けて家城~伊勢奥津間(17.7キロ)が不通になって以降、同区間はバスによる代行輸送を続けていた。

同線は旧国鉄時代から廃線の危機にさらされ、地元住民らが「乗って残そう名松線」を合言葉に存続運動をしてきた経緯がある。今回も台風による被災後、津市の自治会連合会などが全線復旧を求める署名活動を展開。11万6268人分の署名を集め、国土交通省とJR東海に提出した。

津市名松線復旧推進室の担当者は「多くの人の協力でようやく復旧した。全線再開を第一歩として、これからも名松線の利用促進と地域活性化に努めていきたい」と話していた。

26日は伊勢奥津駅で運行再開1番列車の出発式を開くほか、同駅や伊勢八知駅の駅前で記念イベントが開催される。







※写真はすべて1月撮影

  • 社会
  • 国際
  • 芸能
  • トラベル
  • 雑学
  • 雑誌
 ジョルダン乗換案内

出発:

到着:

日付:

時間:

トピックス

<PR>おすすめ情報