東孝司
2016年4月2日12時51分
和歌山県太地町の「町立くじらの博物館」の林克紀館長は2日、反イルカ漁団体のオーストラリア人女性が「入館を拒否された」として起こした訴訟で町側が敗訴した和歌山地裁判決をめぐり、控訴しないことを明らかにした。三軒一高(さんげんかずたか)町長や弁護士と協議し、決めたという。
先月25日の地裁判決は、女性が入館を拒まれたことで精神的損害を受けたと指摘。博物館職員が掲げたプラカードの「捕鯨反対の人は入館できない」という文言についても「思想による不利益な取り扱い」で憲法上問題があるとし、11万円の支払いを命じた。林館長は「町側の『差別を理由にした入館拒否ではない』という言い分も十分にくんでもらった」としている。(東孝司)
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朝日新聞社会部
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