はじめに
Busild2016の二日目は衝撃的でしたね!
XamarinがVisual Studioに取り込まれてC#でモバイル開発が一気に身近になりました。
界隈(どこだ?w)も非常に盛り上がりを見せているように感じます。
ただ、Macを持っていないWindowsユーザーは、依然iOSのビルドにMacが必要であるという点が足かせになっています。
そこで、Macをクラウドサービスとして展開しているMacinCloudを試してみました。
http://www.macincloud.com/www.macincloud.com
MacinCloudとは?
一言でいえばMacをクラウドで貸し出してくれるサービスです。
Connect();//2015 ではMicrosoftのVisual Studio Team Servicesから、MacinCloudを利用したiOSのビルドも発表されています。
そのMacinCloudは、VSTSからのビルドエージェントだけではなく、Visual Studioからのリモートビルドに対応しているようです。
そう言う分けで、これから何回かに分けて、実際にどうる変えるのかレポートしてみたいと思います。
利用プランについて
プラン表を見ると、対応するプランは「CI Build Agent」プランに見えますが、「Managed Server」プランのオプションに「Enable Remote Build Port」という謎オプションがあります。
こちらを有効にすると、もしかして「Managed Server」プランでできてしまうのかもしれませんが、今回はひとまず「CI Build Agent」プランで行きたいと思います。
「Managed Server」プランに関しては、また後日試してみます。
利用料金について
ざっくり以下の通りのようです。
初期セットアップ手数料:0.99$
月額:29$
ただし「CI Build Agent」プランには48時間のトライアル期間があります。
これの仕組みですが、申し込みをすると、初回は手数料の0.99$のみを支払う形になります。
サービス利用料は含まれません。
しかし同時に合わせて、申し込みから2日間、自動的にサービスを利用可能となります。
次回の契約更新は2日後になります。
したがって、それまでに解約すれば0.99$のみでお試しできるはずです。
ちょっとそこはまだ未確認なので、人柱して報告しますね。
とりあえず今回はここまでです。
さいごに
実はひとつ懸念事項があります。
WindowsでiOSのエミュレーターでテストできるようになった(なる?)ようですが、リモートにMacがある状況で、手元でどうやって実機テストしたらいいのか見当が付きません。
もしかしたらできないのかも?
そうだとすると、実際にはMacなしで開発は厳しいかもしれませんね。
チーム開発時にMacの台数を削減するとかなら、いいのかもしれませんが。。。
その点も今後調べて報告させていただきます。
ではまた。