米大統領 テロ組織の核物質入手阻止へ結束呼びかけ
50か国余りの首脳らが参加する核セキュリティーサミットは2日目を迎え、アメリカのオバマ大統領は、過激派組織IS=イスラミックステートなどのテロ組織が核物質を手に入れるのを阻止するため国際社会が結束して取り組むよう呼びかけました。
アメリカのワシントンで開かれている核セキュリティーサミットは2日目を迎え、オバマ大統領や安倍総理大臣など50か国余りの首脳らが核を使ったテロへの対策などについて意見を交わしました。
この中でオバマ大統領は、ベルギーの連続テロ事件に関わった容疑者らが原子力施設の幹部を監視していたと指摘し、「もし彼らが核物質を手に入れたら間違いなく多くの罪のない人を殺害するために使うだろう」と危機感をあらわにし、核セキュリティーの強化に国際社会が結束して取り組むよう呼びかけました。
そのうえで、オバマ大統領は「今回のサミットは、ISのようなテロ組織が核兵器などを入手するのを阻止するためあらゆることを行うと確認する機会になるだろう」と述べました。
そして、今回が最後となる核セキュリティーサミットの締めくくりの会合では、IS対策について集中的に協議し、ISの壊滅を目指す方針を確認しました。
この中でオバマ大統領は、ベルギーの連続テロ事件に関わった容疑者らが原子力施設の幹部を監視していたと指摘し、「もし彼らが核物質を手に入れたら間違いなく多くの罪のない人を殺害するために使うだろう」と危機感をあらわにし、核セキュリティーの強化に国際社会が結束して取り組むよう呼びかけました。
そのうえで、オバマ大統領は「今回のサミットは、ISのようなテロ組織が核兵器などを入手するのを阻止するためあらゆることを行うと確認する機会になるだろう」と述べました。
そして、今回が最後となる核セキュリティーサミットの締めくくりの会合では、IS対策について集中的に協議し、ISの壊滅を目指す方針を確認しました。