先日トラブルについてこういうエントリーを書いたんだけれども、非常に貴重なコメントをいただきました
トラブルにあった時の受け止め方ですね その場しのぎの対応をする人と、原因を考えて改善に繋げようとする人では大きな差が出てきます 成功も失敗も自分の糧としていきたいものです
確かにその通りだと思った
プログラミングとかそうですよね
プログラムって、たしかにとりあえず動くものをつくるまでにもっていくまでが大変だけれども、最初に書いたバージョンというのはだいたい完璧なものとは程遠いです
書いたときはこれで完璧だな! と思うんだけれども、しばらくしたら気に入らないところがでてくる
ここはごちゃごちゃとした書き方をするしかないかな? と思ってた部分でもシンプルなやり方でできる事が多いです
それで改善点に気づくたびに、なんでこんな事に気づかなかったんだろ? と不思議に思うわけです
予のLISPの教科書にでてくるプログラムも、大規模なものはだいたい5回ぐらいは書き直してますね
5回完璧だと思って、4回それが全然完璧でないことに気づくわけです
でも5回くらい書き直せば、とりあえず何度見直しても改善点は思いつかなくなるんで、そうなればまあ、人前に出しても問題ないかな? って感じですかね
つまり、自分でうまくいった! と思った場合でも実は改善点というのはたくさんある
プログラムというのはそこにあるものだから、この事がとても分かりやすい
しかしうまくいった! というのが社会的なものだと、うまく行った時点で考える事をやめてしまって改善点がある事に気づかない事が多い
どんなにうまく行った場合でも改善点がない、ということは考えられないはずですよね
改善点はかならずある
そう考えると、どんな成功でもそれはきっかけと考えるべきなのかな? と思います
プログラムというのもそうで、とりあえずは動作するものがないと話が始まらない
でもプログラムはとりあえず動作したら終わり! というものでもない
大抵は改善点が大量にあるし、こうしたらもっと高速化できるかな? とか、こういう機能を追加したらどうだろう? とかいろいろな可能性がある
それと同じように、成功にしても、やっぱり小さな成功をしただけで満足をしてはいけないかな? と思いました
成功をした後でこそ反省をして、それをもっと大きな成功につなげていかないといけないですよね
予はどっちかというと小さな成功で満足してしまう方なんだけど、小さな成功で満足してるから生活が無気力になるんだと思う
生活がプログラムだとしたら、それはもう人には見せられないレベルですね
なんとなく薄々気づいてた事ですけれども、それではいけないかな? と思いました
失敗というのはショックなんで、否応なく反省をさせられます
しかしすごい人というのは失敗だけでなく成功からも学んでいるはずです
いきなり何から何まで変えるというのは無理ですけれども、出来る範囲で成功からも学んでいきたいと思います
おわり!