奈良の三輪素麺 地理的表示保護制度に登録
農林水産省は日本各地の農産物や食品などの特産品を国が地域ブランドとして登録する地理的表示保護制度で、奈良県の「三輪素麺」を新たに登録しました。
地理的表示保護制度は、生産者などで作る団体の申請に基づいて、国が農林水産物や食品のうち、産地名などを含んだ特産品を地域ブランドとして登録する制度で、これまでに11の品目が登録されています。
この制度で農林水産省は29日、奈良県の「三輪素麺」を新たに登録しました。三輪素麺は、およそ1300年前に今の奈良県桜井市で生産が始まり日本のそうめんの発祥とされており、高級品として知られています。現在は奈良県内で80余りの生産者が製造と販売を手がけています。
生産者で作る奈良県三輪素麺工業協同組合の池側義嗣理事長は、「今回の登録で知名度やブランド力が上がり、販売力の強化と売り上げの増加が期待できる。登録を励みに引き続き品質の向上に取り組んでいきたい」と話しています。
この制度で農林水産省は29日、奈良県の「三輪素麺」を新たに登録しました。三輪素麺は、およそ1300年前に今の奈良県桜井市で生産が始まり日本のそうめんの発祥とされており、高級品として知られています。現在は奈良県内で80余りの生産者が製造と販売を手がけています。
生産者で作る奈良県三輪素麺工業協同組合の池側義嗣理事長は、「今回の登録で知名度やブランド力が上がり、販売力の強化と売り上げの増加が期待できる。登録を励みに引き続き品質の向上に取り組んでいきたい」と話しています。