昨年度の国内新車販売 4年ぶりに500万台割り込む

昨年度、国内で販売された新車の台数は、軽自動車税の引き上げの影響などで前の年度より6%余り減少し、4年ぶりに500万台を割り込みました。
日本自動車販売協会連合会などのまとめによりますと、昨年度1年間に国内で販売された新車の台数は合わせて493万7734台で、前の年度より6.7%減少しました。国内の新車販売が500万台を割り込んだのは、東日本大震災による生産の減少が響いた平成23年度以来、4年ぶりです。
これは、去年4月の軽自動車税の引き上げに伴って軽自動車の販売不振が続き、16%余りの大幅な減少となったことが主な要因です。
業界団体では「消費者の財布のひもは固く、高齢化や若者の車離れを背景に、新車販売は厳しい状況が続くとみている」と話しています。