日本の支援でASEAN防災担当職員研修
地震や台風など大規模な自然災害が相次ぐ東南アジアの国々で防災に携わる人材を育成していこうと、日本が支援して、各国の防災機関の職員が災害時の対応について学ぶ研修がインドネシアで始まりました。
この研修は防災面での国際協力を重視する日本の支援で行われるもので、インドネシアやフィリピンなどASEAN=東南アジア諸国連合に加盟する8か国の防災機関の幹部候補職員16人が、6か月にわたって学びます。
インドネシアの首都ジャカルタにあるASEAN事務局では1日、研修の開始式が行われ、ASEAN日本政府代表部の須永和男大使が「防災は日本とASEANの最も重要な協力分野です。研修で知識と経験を得られるよう皆さんの努力を期待します」とあいさつしました。研修で、参加者は災害時の被害状況の分析や国際機関との連携などについて学ぶほか、東日本大震災の被災地を訪問する予定です。インドネシアから参加した男性は「大規模な災害は1つの国で対処するのは困難で、研修を通じてASEANが1つとなって対応できるようにしたい」と話していました。
日本はASEAN域内の災害に備え、マレーシアに設置した支援物資を備蓄する拠点の拡充も計画しており、防災面での協力を通じてASEANとの関係強化を進めることにしています。
インドネシアの首都ジャカルタにあるASEAN事務局では1日、研修の開始式が行われ、ASEAN日本政府代表部の須永和男大使が「防災は日本とASEANの最も重要な協力分野です。研修で知識と経験を得られるよう皆さんの努力を期待します」とあいさつしました。研修で、参加者は災害時の被害状況の分析や国際機関との連携などについて学ぶほか、東日本大震災の被災地を訪問する予定です。インドネシアから参加した男性は「大規模な災害は1つの国で対処するのは困難で、研修を通じてASEANが1つとなって対応できるようにしたい」と話していました。
日本はASEAN域内の災害に備え、マレーシアに設置した支援物資を備蓄する拠点の拡充も計画しており、防災面での協力を通じてASEANとの関係強化を進めることにしています。