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(3月16日)
【芸能・社会】愛之助&紀香「幸せです」 ツーショットおノロケ結婚会見2016年4月1日 紙面から
3月30日に結婚した女優の藤原紀香(44)と歌舞伎俳優の片岡愛之助(44)が31日、東京・内幸町の帝国ホテルでツーショットの結婚報告会見を開いた。昨年8月に交際宣言してから約7カ月でのゴールイン。紀香は左手薬指に輝く3カラットの婚約指輪を誇らしげに披露した。愛之助が正式なプロポーズをしていなかったという衝撃の事実も飛び出す中、愛之助が「最高に幸せです」とノロケると紀香も「幸せです」と満面の笑顔。挙式・披露宴は愛之助の仕事スケジュールを見ながら、年内の月末で調整中という。 ラブリン(愛之助の愛称)が、ラブラブな新妻をエスコートしながら金びょうぶの前に登場すると、カメラのまばゆいフラッシュを浴びた。紀香は自身の誕生花(6月)のダイヤモンドリリーとカサブランカをあしらった訪問着姿で、愛之助から一歩下がった状態でキラリと光る結婚指輪を披露。そのたたずまいには、梨園(りえん)の妻になる決意がにじみ出ていた。 2011年3月に紀香の主演ミュージカル「マルグリット」を愛之助が観劇に訪れたのが最初の出会い。その2年後、愛之助が出演した楳茂都(うめもと)流の舞とチェロのコラボ公演を紀香が観に行き、役者仲間として親交を深めていった。 お互いを尊敬し、好意を抱きながらも交際はしていなかったという。しかし、昨年、一部で交際が報じられたのを契機に、2人は本当の気持ちに気付くことになった。 「『お付き合いしていないなら会うのをやめてくれ』と事務所に言われ、しばらく会わなくなった。ふと考えたら心にポカンと穴が空いたような気がして。人間として彼女(紀香)を必要としているんだなと思いました」と愛之助。 紀香も「日々、彼の仕事に対するプロフェッショナルな姿勢に刺激を受けていました。そういった意味で友情から愛情に変わりまして、いつの間にか彼にひかれていましたが、『ダメ、ダメ。友達だから』と自分の中で言い聞かせていた部分もありました」と振り返った。 昨年夏に愛之助から交際を申し込み、真剣交際がスタート。仕事に合わせて東京の紀香の自宅と、大阪の愛之助の自宅を行き来する半同居生活が始まった。それまで外食ばかりで、食生活リズムが乱れていた愛之助は、美容や健康法に精通する紀香のヘルシーな手料理のおかげで、最大で11キロの減量に成功したという。 取材陣からプロポーズの場所や状況を問われると、愛之助は「やはりその質問がきてしまいましたか…。実はまだ正式にプロポーズしていないんです」とばつが悪そうに苦笑。3月に略式の結納を済ませ、紀香の実家にあいさつに行ったときに、自身がデザインした婚約指輪を渡したという。 「(プロポーズは)昨日の夜かなーと思ったけど、やっぱりなかった」と少し落胆する紀香の横で、愛之助は「新婚旅行に行ったときにでもロマンチックにしてみたい」と予告した。 子どもについて問われると、愛之助が「子どもは神様の授かりもの。期待してますけど、僕は養子で片岡家に入れてもらったので、養子でも芸養子でも構わない」と語る一方で紀香は、「できれば彼の子どもを産みたいと思うのが女心。無理をせず、2人で相談しながらやっていきたい」と語った。 紀香は結婚後も芸能活動を続けるが「私の最大優先順位は彼の健康面のサポートと仕事のサポート。諸先輩方や奥様方からお話をうかがって、できるだけ楽しく、前向きにやっていきたい」と表情を引き締めた。9日に開幕する「第32回四国こんぴら歌舞伎大芝居」が紀香の梨園の妻デビューとなりそうだ。 ◆立会人の松竹社長が激励会見には立会人として松竹の迫本淳一社長も出席。愛之助が紀香との距離を縮めていく様子を温かく見守ってきた同社長は披露宴の媒酌人にも指名されている。夫婦としての第一歩を踏み出した2人に対し、「結婚前とは違うことが多々起こると思いますが、苦しいときこそスクラムを組んで乗り越えられるカップルになってほしい」とエールを送った。 ◆報道陣ズラリ200人○…会見の会場は帝国ホテルの大宴会場「富士の間」。スチールカメラ30台、テレビカメラ40台がズラリと並び、報道陣約200人が集結した。会見の冒頭でツーショットの撮影タイムが設けられ、大量のフラッシュとシャッター音が会場に響き渡った。混乱を避けるためか、ホテル入口横の宴会場案内板には紀香や愛之助、結婚会見などの表示はなく、所属事務所名のみ掲示されていた。 ◆一問☆一答−婚姻届を30日に出した理由は? 愛之助 大安吉日なので。 −愛之助の顔がシャープになったり私服が格好良くなったのは“紀香効果”? 愛之助 以前はほぼ外食だったが、彼女が作ってくれるようになり、一時11キロぐらいやせた。結婚とはこういうことなのかと思った。 −お互い何と呼び合っている? 愛之助 (紀香と)下の名前で。 紀香 本名の下の名前で「寛之さん」と。 −一緒に暮らすようになって生活への影響は? 愛之助 水素入りのお風呂に長いこと入るようになった。食べ物も体に良くない着色料とか入ってるものを食べなくなった。 −好きな手料理は? 愛之助 煮込みハンバーグや黒酢の酢豚、なすの肉巻き。 −得意料理は? 紀香 普通の家庭料理です。 −付き合って初めて分かったことは? 愛之助 思ってたよりひょうきん。若干おっちょこちょい。 紀香 メロンの切り方を知らなくてビックリした。 愛之助 男は台所に立つなと言われて育ったので。 紀香 思った以上に亭主関白、日本男児。 −もてるダンナさんの妻としてどうか? 紀香 歌舞伎役者は色がないとダメなので。 愛之助 ステキな宝物を手に入れたので(浮気の)心配はないと思う。 −それぞれ親からの言葉は? 愛之助 娘をしっかり守って末永く添い遂げてと言われた。 紀香 ラブ(愛之助)は働きすぎるところがあるから、しっかり健康面のサポートをしてやってくださいと言われた。 ◆獅童「うれしい」昨年1月に一般人女性と再婚した歌舞伎俳優の中村獅童(43)はこの日、所属事務所を通じて「愛ちゃん(愛之助)、紀香さんおめでとうございます。心よりお喜び申し上げます。役者仲間としてうれしい限りです。末永く幸せに」と祝福コメントを発表。 ◆元夫、元カノから「おめでとう」紀香と愛之助の結婚発表以来、紀香の元夫でお笑い芸人の陣内智則(42)のツイッターアカウントには「結婚おめでとう!」のメッセージが殺到しているという。陣内はこの日メッセージを更新。「あの みんな送るとこ間違っとるよ ちなみに数々の『おめでとう!』に紛れて1人だけ『しばくぞ!』があった」と報告した上で「おめでとうございます♪」と元妻を祝福した。 愛之助の元交際相手でタレントの熊切あさ美(35)はこの日、日本テレビ系「ミヤネ屋」の直撃取材に応じ、2人の結婚について、「テレビのニュースで知りました。普通におめでたいことなので、『おめでとうございます』(という気持ち)しかないですね」と淡々と語った。29日付のブログで「裏切るより裏切られたほうが幸せ 神さまは見てるから」と意味深なメッセージを発信したことについては、「全然関係ないです。仕事のことで事務所に感謝してこれからも頑張ろうという気持ちを書いたら、たまたま(愛之助の結婚と)時期がかぶってしまった」と説明した。 ◆海老蔵も祝福 報告は昨年だった歌舞伎俳優市川海老蔵(38)が31日、東京・銀座で自動車部品メーカー「ジェイテクト」東京ショールームオープニングセレモニーに出席した。 同社の10周年キャンペーンのイメージタレントを務める海老蔵は、この日結婚会見した片岡愛之助と藤原紀香を意識し、あいさつで「片岡愛之助です。このたびは紀香…。間違えました」とジョーク。「(ショールームは)歌舞伎座のそばなので、ご縁を大切にしてジェイテクトの発展を願ってごあいさつにしたい」とした。 2人の結婚の報告は、昨年に受けていたといい「(紀香とは)楽屋とかで会いました。仲はいいみたい。今、仲が悪かったらまずいでしょう」と笑った。「歌舞伎界のみならず、日本もいろいろある中で明るい話題で良いと思う。おめでとうございます」と祝福した。 PR情報
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