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【プロ野球】

亀井、延長11回V打 「ベンチが打たせてくれた」

2016年4月1日 紙面から

DeNA−巨人 延長戦を制し、ファンの声援に応える決勝打の亀井=横浜スタジアムで(北田美和子撮影)

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◇巨人6−4DeNA

 巨人が競り勝った。4−4の延長11回2死満塁で途中出場の亀井が2点二塁打を放って勝ち越した。マシソンが締めて今季初セーブを挙げた。DeNAは延長10回に荒波の適時打で追い付く粘りを見せたが、7番手の福地が崩れた。

   ◇

 一休みしたウサギの背中を押したのは、カメの一振りだった−。延長11回2死満塁だった。コンディション不良で4試合ぶりの出場だった巨人の亀井が、本領を発揮した。右翼フェンス上段を直撃する2点二塁打で試合を決め「みんながつくってくれたチャンス。仕留められて良かった」と満面の笑みが広がった。

 二塁打と2四球で得た好機で、クルーズが空振り三振を喫して2死に。「正直クルーズに打ってくれと思っていた」と冗談めかして振り返ったが、集中力を研ぎ澄まして打席に向かった。チームメートの声援が背中を押したという。「いい雰囲気。ベンチが打たせてくれたと言ってもおかしくない」と周囲への気遣いを忘れないベテランらしく感謝の言葉を並べた。

 亀井は開幕2試合は先発出場したが、その後はコンディション不良を理由に欠場。そんな中、ベンチで高橋監督の現役時代の姿を思い浮かべていたという。「毎日チャンスに代打で出て、すごい重圧のある中で数字を残していた。尊敬しているし、そういう打者になりたい」。代打での勝負強い打撃を見せた監督を自分の姿に重ね合わせ、準備を整えていた。

 開幕から中5日でマウンドに上がった菅野が7回に3点差を追い付かれ、1点を勝ち越した延長10回には、抑えの切り札の沢村が同点とされた。そんな苦しい試合をものにし、チームは5勝1敗と勢いが続く。「助け合いながらやれていると思う。今までなかった感じ」。亀井は自分の一振りよりもチームの一体感に手応えを得たようだった。

 「どっちが勝ってもおかしくないゲームでした」ともどかしそうに振り返った高橋監督。逃げ切れなかったはがゆさをにじませながら「ここぞで打ってくれて、こういうゲームも拾えました」と打線に感謝。「連敗しないというのは大きなことだと思う」。これで開幕から2カード連続勝ち越しだ。 (園田佳子)

 

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