蹴球探訪
フロンターレと陸前高田市
築かれた新たな絆
(3月16日)
【プロ野球】高山、初回先頭初球でプロ1号 安打製造ルーキー止まらん2016年4月1日 紙面から
◇ヤクルト6−6阪神互いに譲らず今季リーグ初の引き分け。阪神は高山がプロ1号となる1回の先頭打者本塁打を含む4安打。マテオが9回から3イニング1失点の力投。ヤクルトは1点を追う延長11回に川端の適時二塁打で追い付いたが、続く好機は逃した。 ◇ 阪神のドラフト1位高山のプロ1号は、初回先頭打者初球での一発だった。プレーボール直後にデイビーズの直球を捉えて右翼席に運び、「いい形で打てて、『これはいったかな』という感触はあった」。手応え十分に振り返った。これが今季初の延長12回の幕開けを告げる一発だった。試合時間5時間12分。セ・リーグでは今季初となる引き分けに終わったが、高山は「疲れはまだ出てないですね」と振り返った。 開幕から1番を任され、4試合連続で安打を放っていたが、前日は変化球攻めに苦しめられて無安打。それでも、「こういう試合の次の日が大事」と気持ちはしっかり切り替えていた。当然のように初対戦の投手が続く中、「見ていくよりも積極的にいこうと思って打席に立った」。持ち味を再確認し、迷わずにバットを振った。 2番の横田とともに、金本監督に「チームの看板というか、売り物」と期待されている。プロ初本塁打を初回先頭打者初球で飾ったのは、2014年の鈴木(広島)以来。高山が明大時代に東京六大学野球新記録の131安打を積み重ねた神宮球場で、記念のアーチを架けた。 勢いに乗ると止まらないのが最多安打男。7回1死では杉浦から一時逆転のきっかけとなる右前打を放ち、8回はルーキの初球を三遊間に流す左前打。先頭で迎えた延長11回には古野からの二遊間を抜ける中前打で、本塁打に続くプロ初の4安打と固め打ちした。それでも一番の収穫は5回に選んだ四球だった。 「打ちにいった中で、ボールを見極められた。低めの変化球を見られたことで、第一段階は踏めたと思う」 この日、首位・巨人は勝利した。これ以上、引き離されないためにも勝ちがほしい…。新人だろうが関係ない。順調にステップアップする高山が、切り込み隊長として猛虎をけん引する。 (山本祐大) PR情報
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