これから毎週金曜日は、過去の旅行の話をちょいちょい出していこうかなと思っております。ネタ切れ対策にもなるし♪
今回も前回に引き続き愛媛県大洲市にある猫島の青島の話。
ガチガチな猫バカだなって思われるのが恥ずかしかったので伏せてたのですが、実は、あの翌日も今治観光の予定を変更し、青島に行ってきました。
はい、猫バカですよ。プロフィールも、猫のイラストですしね。
ということで、いってみよう。
問題発生。満員で午後の便に乗れず…。
この日も前日に引き続き、14時30分発の定期船「あおしま」に乗って青島へ向かうつもりでした。
13時ちょっと前に船の発着場である長浜港へ到着。
すると看板に衝撃の文字が。午後の便に乗れるのは、「2人」だけ。そして、そこには親子二人が既にに並んでました。
多少覚悟はしていたけど、絶望。こんなんなら、予定通り今治行っとけば良かったと。
とはいえ、松山方面へ帰る電車まで時間がかなりあったので、なんとなく、船発着場の近くでぼーっとしてました。
そうしてる間にも、何人かやってきては、午後の便が定員オーバーであること確認しては残念そうに帰って行きました。
地元漁師さんの船に乗船して青島へ!
すると、どこからともなく、地元のおばちゃんが現れ、声をかけてくれました。
「午後の船、満員で乗れないんだろ?6人集めたらおばちゃんの船で青島に連れて行ってあげるよ。」
声をかけてきてくれたのは地元漁師さんだったのです。まさかの一発逆転のチャンス到来。
やっぱりみんな青島行きたいんです。程なくして、自然と6人集まり、日本人3人、中国人3人の6人で漁師さんの船に乗せてもらいました。
最近、青島は外国人にも人気!ということなので定期船乗船のライバルは増えちゃってるみたいですね。
青島での滞在時間は定期船で行った場合と同じ1時間ちょい。
▲漁船に乗った経験など無かったので、貴重な経験になりました。海面との距離が近く大迫力。バランス崩したらすぐ海に落ちそうなくらい。心地よい海風を感じながらのクルーズは最高でした。
▲今回、救いの手を差し伸べてくださったのは泉龍丸という船。
▲船に乗せてくださった地元の漁師夫婦。この日は、朝からの漁を終え、疲れている中、僕たちを青島まで輸送してくれました。本当にありがとうございました。
▲これは帰りの船での写真なのですが、その日の朝に取れたばかりのあじの刺身を食べさせて貰いました。めちゃくちゃ歯ごたえがあり、肉厚で、甘くておいしかったのを今でも覚えています。
猫ちゃんたちとの再会
▲一筋縄ではいかなかったけれど、無事、連日の青島上陸に成功しました。この日も、可愛い猫ちゃんたちがお出迎えしてくれました。持って行ったカリカリに一生懸命食いついてくれました。ほんとおいしそうに食べるなぁ。こんなに美味しそうに食べるのを見ると、僕もカリカリ食べてみたくなっちゃう。
▲昨日に引き続き、猫じゃらしに夢中。
▲日陰では、みんな仲良く、お昼寝している猫ちゃんたち。こういった姿にも癒しの効果がありますよね。
▲安心しきって眠っちゃている猫ちゃん。近づいても逃げたり、警戒したりしないので、かなりフレンドリーに楽しめます。
▲この日は、すやすや眠ってる猫ちゃんが多かったかな。写真を撮るには、とても適した日でした。あっちこっち動き回られるとなかなかいい写真撮れないので。
最後に
最後に、漁師のおばちゃんから伺った話をまとめておきます。
漁船で青島で行くことについての話
- 定期船「あおしま」が満員になって青島に行けない観光客が出た場合、漁港の組合から漁師さんに、青島への観光客輸送のお願いが来る時がある。この日は、2隻の漁船が観光客を運んでいました。
- だから、定期船が満員でもどうしても青島に行きたければ、少し港で待っていてみるといいかも。運が良ければ、漁師さんから声がかかります。
- 往復運賃(2015年4月時点)はとれたて魚の刺し身付きで3000円/人。往復にかかる燃料代などの説明をしてもらったのでわかりますが、適正価格だと思います。採算的に6人集まれば運行するそうです。
青島の話
- 昔は、観光客なんて来ることのない島だったけど、テレビで放映されてから急に観光客が増えた。
- 青島の住民は観光客の目を気にして、ラフな格好で外を歩けなくなっている。
- 暑い日や雨の日は、民家の軒先で観光客が涼を求めたり雨宿りをするから迷惑。
たしかに青島は観光地ではありません。観光客が来ても、売店、レストラン、お土産屋などは全くないので、青島にお金が落ちることはありません。島の住民にとっては観光客が増えてもなんのメリットもないんですよね。観光客立ち入り禁止なんてならないように、最低限のマナーは守っていかないといけませんね。
ではでは〜。