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さらに両行が持つ総額2000億円の優先株は、2019年までに鴻海が額面で全額を取得する方向で調整している。鴻海は、主力行からの株式を譲り受け、シャープに対する支配力を高める意向だ。
<有機ELの重視鮮明に>
増資で調達した資金は経営不振で疲弊したシャープの競争力回復に向けて戦略投資に振り向ける。中でも、有望分野の有機ELへの投資額は2000億円と、2月末時点での計画を変更しなかった。
一方、中小型液晶(1000億円から600億円)、家電(450億円から400億円)、太陽電池などエネルギー分野(100億円から80億円)、事務機(500億円から400億円)などの投資額が2月末から減額となった。
シャープは同日、2016年3月期の営業損益見通しを100億円の黒字から1700億円の赤字に下方修正した。最終損益の見通しは現在精査中としている。
*情報を追加しました。
(浜田健太郎 布施太郎 江本恵美)
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